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【夏キャンプの虫対策】虫の走光性を考慮したランタンの工夫について紹介

【キャンプギア紹介】

こんにちは( *´艸`)

ご覧いただきありがとうございます。

今回は、以前まとめた虫よけ対策の関連で、夜の虫対策についてまとめました。

夏キャンプの夜に気になるのが、くつろぎの空間を照らす明かりに引き寄せられる虫たちです。

虫達が光に集まる姿は、とても馴染みのある姿だと思いますが、なぜ集まるのか、集まる光に特徴はあるのかなど、細かいところまでご存知でしょうか。

虫達が明かりに集まる理由がわかると、それを逆手にとって、的確な虫よけ対策とする事ができますね。

今回の記事は、虫の集まる仕組みについて調べ、ランタンの工夫でできる虫除けについてまとめました。

ご興味ある方々の一助になれば幸いです。

では、ご覧ください。

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【飛んで火にいる夏の虫】虫の走光性について

”飛んで火にいる夏の虫”ということわざは、大変馴染みのあるものですよね。

これは、明るさにつられて飛んできた夏の虫が、自ら火の中に飛び込んで焼け死ぬ姿から、自ら進んで災いの中に飛び込む事のたとえとして使われてきたことわざです。

このように、虫が明かりに近づいていく姿は、昔からなじみのある光景でした。

自動販売機や街路灯に群がる虫など、良く見かけた光景だと思います。

灯りに集まる小さい虫たち

これは、「走光性」という虫の習性が影響しています。

キャンプ場でも、トイレや炊事場の電灯に群がる虫や、自分のサイトのランタンに、虫が寄ってきた経験があると思います。

馴染みのある現象ですが、まだ謎の多い現象で、光ならなんでも寄ってくるというわけでもありません。

虫の走光性の詳細を、文献をもとに紹介していきます。

走光性とは

走光性を理解するうえで、まずは走性について説明します。

走性とは

走性とは、生物が生まれながらに持つ反応で、刺激に対して方向性を持った反応をさします。

つまり、とある刺激に対して、寄って行ったり逃げたりする反応です。

刺激にはいろいろあって、化学物質温度、湿度、気流、接触などなど、様々です。

その中で、光に対する反応の事を「走光性」といいます。

正の走光性と負の走光性

走性には、正と負とがあります。は寄っていく反応で、は逃げる反応です。

日常的にみかける、蛾などが電灯に近づいていくのは正の走光性で、ゴキブリなどが明るい場所を避けて暗い場所を好むのは負の走光性とされています。

虫の走光性の謎

結論から申し上げると、なぜ虫が光やその周囲に集まるかはまだ不明確な様です。

ざっとの説明ですが、集まる理由として検討されているのが、灯りを太陽や月と誤認した結果として近づいいくという説(コンパス理論)や、灯りと暗闇の境を最も暗い部分と錯視し逃避しているとする説(マッハバンド理論)、明かりの中心を空間と誤認する事で明かりに向かって飛んでいく(オープンスペース理論)、灯りと暗闇との境に生じる「エッジ(明瞭なキワのようなもの)」を、木の幹などと混同して、着陸しようと近寄る説(エッジ理論)などが検討されているそうです。

詳細に知りたい方はこちらの資料のP11~12を⇒【外部リンク:光を利用した害虫防除のための手引き

このように、なぜかはまだ不明確なものの、多くの昆虫が、特定の光とその周囲に集まる事は実証されています。

虫を引き寄せる光の特徴

虫の見える光

光は波長です。

例えば人の場合、光の波長により見える光線(可視光線)見えない光線(不可視光線)があります。

380nmより短い、見えない光線を紫外線といい、780nmより長い、見えない光線を赤外線といいます。

また、それぞれの波長が一様な強さで見えるのではなく、人の場合は特に緑黄色の波長に対する感度が最も高くなっているといいます。

人間の可視光線領域

一方、虫の場合は、人間よりも100nmほど短い波長側に可視光線領域がずれています。

人と見える波長が概ね重複もしていますが、人にまったく見えない紫外線が見えるのが特徴です

いわゆるブラックライトは、人が見ると黒いですが、虫には明るく見えるという事です。

感度については、多くの虫が紫外線領域と緑の波長に最も強い感度(つまり良く見える)をしめしています。

紫外線に感度が強い群、緑の波長に感度が強い群、その両方に二峰性に感度が強い群とに分かれており、感度が強いとよく見えるという事です。

よく見える光ほど引き寄せる力が強くなります

虫は紫外線と緑の波長に最も反応する

反応する光線の範囲で、最も感度の良い波長が紫外線と緑の波長です。

特に紫外線に関しては、様々な分野で虫の防除技術やトラップなどに利用されています。

コンビニや店舗などに設置されている誘虫殺虫灯などは、紫外線領域の波長を多く含む光で虫を誘い込みます。

街中で良く見かけますね。

光の大きさ、明るさも関連する

明るく大きい光に、より強く引き寄せられます。

普段の経験的な感覚と一致する部分です。

その他にも、形や方向、点滅などの光り方など、様々な要素により引き寄せる影響が異なるようですが、キャンプのランタンなどでの応用は難しそうなので割愛します。

気になる方は、こちらの資料のP12~13を⇒【外部リンク:光を利用した害虫防除のための手引き

キャンプで使用する照明器具と虫への影響

キャンプで使用する照明器具を虫への影響にフォーカスしてみていきます。

蛍光ランタンは紫外線で発光、虫が寄りやすい

蛍光灯は紫外線を用いて発光していますので、虫にとって良く見える光です。

暗闇の中で蛍光灯が光っていると、虫たちには明るい光となり、引き寄せます。

蛍光灯を使用している街路灯などには、蛾などの昆虫が多く集まっている様子を見る事ができます。

我が家も以前蛍光灯ランタンを利用していました。

当時は、光源の種類にも無知だったため、蛍光灯をテーブルランタンにしていましたが、でかい蛾やヘビトンボが集ってきました。

さほど虫が得意ではないので、ヘビトンボがランタンに止まった時は、ビビりました(;´∀`)

FUJITSUの蛍光ランタン

LEDランタンは紫外線を含まず、虫がよりにくい

ランタンなどに使われる白色LEDですが、主な発光原理では紫外線が出ません。※【外部リンク⇒LEDの基礎

これが、LEDは虫が寄り付かないといわれる所以ですね。

しかし、紫外線は出ていませんが、青色や緑黄色の波長などが出ていますので、虫に見えないわけではありません。

相対的な問題で、暗闇の中でLEDだけがついていれば、明るくは見えると思いますので、引き寄せます。

とはいえ、同じ大きさの蛍光灯などと比べると、虫からは蛍光灯がはるかに明るく見えるというわけです。

ガスやガソリンなど燃焼系ランタンの紫外線はわずか

ガスやガソリンランタンなどの燃焼させた火炎からも光線が生じています。

火炎から生じる波長は、赤外線領域が90%、可視光線領域が10%以下、紫外線は1%以下です。

紫外線はわずかですが、虫の可視光線はでていますので、LED同様に暗闇の中で火をともせば、虫にも明るく見えます。

さらに、メインランタンとなるガソリンランタンやガスランタンなど、光が大きく、明るいランタンになれば、虫を引き寄せる力も強くなります。

紫外線を出す誘虫灯つきのランタン

虫にとって明るく見える紫外線を利用したのが誘虫ランタンです。

LEDランタン部分と、誘虫ライト部分とがあります。

誘虫ライト部分は、虫がよく見える紫外線ライトが使用されております。

虫を誘いこみ、電撃で殺虫するランタンなので、積極的に虫を誘う光を出しています。

虫の可視光線をカットした、虫をよせつきにくいランタン

ガスで燃焼するランタンは、紫外線はわずかですが、明かりの大きさや明るさが強くなると、虫を誘う影響は強くなります。

こちらのランタンは、【ホヤ】に加工をほどこし、燃焼から出る虫の可視光線領域の波長をカットしています。

人間に見える明るさはそのままにして、虫への影響を低減した製品です。

【SOTO】虫の寄りにくいランタン

ランタンを工夫した虫対策

見てきた事を振り返り、踏まえるべきポイントを整理しますと・・・

・虫は光とその周囲にあつまる。

・虫が集まるのは、特に紫外線と緑の波長の光

・虫を特に引き寄せるランタンは、紫外線がでるランタンや大きく明るい光のランタン

・LEDや小さい明かりは、虫を寄せ付けにくい

以上の事を踏まえて、虫の走光性を利用した、虫よけを考えると、以下の様な点に注意すると効果があると思います。

虫を強く惹きつける照明をやや離れたところにレイアウト

持っている照明器具の中で、「蛍光灯や紫外線ライト」メインラインタンなどの「大きく明るい光源」など、虫を強く引きつけるものを、人がくつろいでいるスペースからやや離れた所に配置し、そちらに虫の関心を集めます。

とはいえ、メインランタンの場合は、あくまでサイトを照らす役割を損なわない範囲というのが必要でしょう。

誘虫灯付きランタンは幕外でも使用できますし、幕内でも、就寝時などに幕の天井など、人の寝る場所から離れた場所で誘虫灯をつけておけば、幕内に入っていた虫を引き付けてくれます。

【キャプテンスタッグ】バグランタン

虫が寄り付きにくい灯りでテーブル周囲を照らす

食卓などの人が集まるスペースを照らす照明は、小型のLEDランタン小さい光源のガスやオイルランタン、などを使うと良いでしょう。

メインランタンと合わせて使う事で、虫からすると相対的にテーブル周囲は暗くなります。

我が家は主にLEDランタンを使用しています。

子供が小さいので火傷をさけてLEDにしていますが、燃焼系の小さいガスやオイルランタンでテーブルを照らすのも雰囲気があっていいですね( *´艸`)

[クイックキャンプ] 1000ルーメン LEDランタン QC-LED1000【スノーピークガスランタン】ノクターン【コールマンガスランタン】ルミエール【キャプテンスタッグ】オイルランタン

虫が寄りにくいランタンを使用する

虫がよりにくく工夫したランタンを使用するのも選択肢です。

【SOTO】虫の寄りにくいランタン

まとめ

いかがでしたでしょうか。

「走光性」という虫の習性を利用した、キャンプの夜の虫除けについて紹介しました。

紫外線を発するものや大きな光源などが虫を強く引き寄せるという点が大切です。

もちろん虫を引き付けるのは光だけではありません(温度や二酸化炭素などなど)ので、これで鉄壁とはいきませんが、虫を引き付ける明確な要素を知っておけば、サイトレイアウトに活用できると思います。

光による対策は産業や農業分野でも広く利用されており、効果があるものと思われます。

しかも、匂いや煙などもなく、周囲の環境にも優しい方法です。

夏キャンプの夜の虫対策を探しておられたら、走光性を意識したレイアウトの変更から取り組んでみてはいかがでしょうか。

今回の記事が皆様の豊かなキャンプライフの一助になりましたら幸いです。

ご覧いただきありがとうございました。

他にも夏キャンプに対する対策の記事がありますのでよろしければご覧ください。

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