夏の子連れファミリーキャンプ、注意すべき虫達と虫よけ対策を紹介

こんにちは(*´▽`*)

ご覧いただきありがとうございます。

梅雨も明けるといよいよ夏本番です。

夏キャンプといえば、気になるのは虫という方も多いのではないでしょうか。

吸う虫、刺す虫といますが、かゆいだけならまだしも、強いアレルギー症状や感染症などを媒介する場合もあり、不用意に刺され、吸われまくるわけにはいきません。

子供となればならなおさらです。

というわけで、今回の記事では、夏の気になる虫対策についてまとめてみました。

ネットや書籍で扱われている内容と、キャンプでの体験から、注意すべき虫たちや、予防策、刺された時の対処方法などについてまとめています。

よろしければ最後までご覧ください。

記事の内容が皆様のお役にたてば幸いです。

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夏の子連れファミリーキャンプ、注意すべき虫達と虫よけ対策を紹介

キャンプでの虫除け対策を検討するとき、まず大切なのはどんな虫たちに注意すべきかという点でしょう。

まずはキャンプで良く出会う、刺したり吸ったりする虫たちの特徴を見ていきましょう。

キャンプで注意すべき【刺したり、噛んだり、吸血したりする虫】たちについて

まずは、キャンプに限らず、どこの屋外にもいる代表的な吸血害虫です。

刺されるとかゆくなる嫌な奴です。

アカイエカ、チカイエカ、ヒトスジシマカとがいて、藪や都市部などあらゆる場所ででくわしますが、風通しの悪い草むらや藪に多く生息します。

吸血する蚊は雌で、産卵のための栄養源として吸血しますが、人の体温やガス、においなどを感知して寄ってきます。

刺されると吸血の際に注入される異物に対するアレルギー反応としてかゆみが生じます。

最も恐ろしいのは、蚊に刺されることにより、感染症にかかるリスクがある点です。

日本では蚊が媒介する感染症として日本脳炎やデング熱などが有名です。

続いての虫も、屋外での被害をよく耳にします。

ブユ(ブヨ)

体調が3~5mmほどの大きさで、まるっぽく丸まった形状の虫です。

蚊と同様に吸血しますが、蚊と異なり、皮膚を噛み切って吸血するため、出血点や流血などが現れます。

嚙み切る際に注入される毒素が蚊よりも強く、アレルギー症状が強く生じることもあり、大きく腫れたり、強いかゆみや痛みを伴ったり、治癒に1~2週間と時間を要します。

高原・渓流沿いの水辺に多く生息し、夏場の朝夕など涼しい時間帯に活発です。

蚊と同様に、肌の露出部を減らしたり、忌避剤を利用し、予防します。

続いての虫も、キャンプ場で良く遭遇します。

アブ

渓流や水田、沼などの湿地や高原に多く生息します。

体調は8㎜~15㎜ほど、見た目はハチの様で、良く見間違えます。

アブはブユ同様に、鋭い口器で皮膚を噛みきり、流れ出る血液を吸います。

噛み切られると、結構な痛みを伴うそうです・・・怖いですね:(;゙゚’ω゚’):

アブは、蚊やブユと同様にメスが栄養分を補給するために吸血するので、払っても払ってもかなりしつこくついてきて困ります。

こちらも肌の露出部が狙われるため、露出を減らし、忌避剤を使うことが重要です。

続いては、森などで良く遭遇する虫です。

ハチ

注意すべき虫です。

特にスズメバチに関しては、年間に30件ほどの死亡例も出ています。

草花・樹木があるところに生息し、刺されると激しい痛みと赤い腫れを生じます。

スズメバチに2回刺されると、人によっては、ハチの毒に対するアレルギー反応が加わり、腹痛や呼吸困難、蕁麻疹などの全身性の症状を伴うこともあります。

中には、重篤なアナフィラキシーショックを発症する方もあり、注意が必要です。

今までご紹介した虫とは異なり、ハチは好んで人を襲う事はありませんが、巣に近づいたり、刺激を加えられると攻撃してきます。

巣に近づいてしまうと、警戒され、威嚇してきます。

身の回りをぶんぶん飛んでいたり、ホバリングしていたりする場合、知らず知らず巣に近づいていて、威嚇されている可能性があります。

静かにその場から離れましょう。

手で振り払ったり、急激に動くと、かえって刺激してしまい、攻撃を受けかねませんので、そっと離れるのを待つことが重要です。

続いて、こんな虫にも注意が必要です。

毛虫

ヒロヘリアオイラガ、チャドクガの幼虫には毒針毛や毒棘があり、触れるとかゆみや痛みを生じます。

今までの虫たちとは異なり、襲って来たり、寄って来たりはしませんが、注意が必要です。

知らない毛虫を、むやみやたらと触るのは危険なので、図鑑やインターネットなどで毒のある毛虫については、姿形を確認しておくと良いでしょう。

毛虫は、草や樹木に生息しており、樹木の葉っぱの裏側などにたくさんくっついています。

肌を露出したまま草木の生い茂る中に入ったりすると、知らず知らず刺されている危険もあるため、肌の露出を控える事やむやみに草むらに入らない事が大切です。

続いても、時折被害が耳にする吸血害虫です。

マダニ

キャンプにおけるマダニの被害は時折耳にします。

マダニは屋外にいる大型のダニで、3㎜~10㎜と肉眼で確認できるサイズなのが大きな特徴です。

3~4月ころから増殖し、10~11月ころが活動的な時期です。

人体の皮膚に吸着し、吸血しますが、自覚症状がないことが多いです。

山間部や河川敷、ささやぶや草地に生息しており、いつのまにか吸血されています。

マダニで注意が必要なのは、吸着を確認した時とその後の対応です。

無理にはがそうとすると、ダニの口器が体内に残ってしまったり、ダニの体液を逆流させてしまう恐れがあるため、皮膚科で適切な処置(ダニの除去と洗浄)を行ってもらうことが重要です。

また、マダニは重篤な感染症を媒介する危険性があり、刺された後数週間は発熱などの体調の変化に注意し、症状がある際は医療機関を受診する必要があります。

というわけで、キャンプ場や屋外ででくわす、危険な虫たちについてみてきました。

続いては、それらの虫への対策についてご紹介します。

おすすめの虫よけ対策について

とにかく刺されないように予防するということが最も大切だと思います。

キャンプ場は、整備されているとはいえ、 虫が多いのは当然なので、刺されまくり・吸われまくりにならないように、それなりの対策が必要です。

虫よけ対策に関する色々をみていきましょう。

虫よけ対策はいつごろから?

まず虫除け対策の時期ですが、

虫はおおむね春ごろから秋にかけて活動していますが、やはり6月~9月ごろの活動が活発になります。

屋外で主に刺されるヒトスジシマカの活動時期は5月~10月で、気温25度~30度を好みます。

ハチの活動のピークは夏ごろで7月から9月ごろは刺される危険が高まります。

アブは6月~9月で、気温は18℃~30度ほどで活発に活動します。

ブユは湿度を好み、6月~9月ごろ活発に活動します。

5月から6月ごろから、しっかりと用意していきたいですね。

続いて、虫除け対策の色々をみていきます。

虫よけ対策その①:虫の少ないキャンプ場を選ぶ

水辺も虫が多い

残念ながらといいますか、当然ながらといいますか、キャンプ場なので、完全に虫がいないところはありません(;^ω^)

しかし、特に虫の多い、池や川の近く等の水辺、藪が多い場所などを避けるのは、多少なりとも効果があると思います。

確かに川や池のある水辺のキャンプ場や、森の近くのキャンプ場は虫が多い印象です。

森の近くは虫が多い

虫よけ対策その②:服装に気を付ける

虫からの被害を避けるうえで、とても重要な対策だと思います。

露出は最低限。隙間もないように。

大人も子供も、虫刺されの被害を受ける場所は、肌の露出部分です。

肌を露出したまま、草むらや藪などに入ると、知らず知らず害虫に接触している可能性もあります。

暑がって、着たがらない子供もいるでしょうが、可能な範囲で長袖・長ズボン、靴下と靴など肌の露出が少ない服装を選びましょう。

首などにはスカーフやタオルなどを巻くと良いでしょう。

虫を刺激しない色を

黒い色によってくる習性をもつ虫(アブ、ブユ、ハチなど)もおり、刺激する色の服は避ける方が良いでしょう。

虫よけ対策その③:忌避剤を活用する

天使のスキンベープ 虫除けスプレー イカリジン ミストタイプ 200ml

露出部や空間を虫除けするには、様々な忌避剤が有効です。

忌避剤には、蚊取り線香の様に、周囲に薬剤を発散して虫を遠ざけるタイプのものや、肌に直接吹きかけたり、塗るタイプのものがあります。

空間を殺虫、忌避するタイプ

蚊取り線香やパワー森林香などが代表的です。

パワー森林香 コールマン アース極太 虫よけ線香 [30巻箱入]

こういった火をつけて成分が煙で周辺に広がるもののほかに、電池式のものもあります。

電池式は屋内での使用が想定されていますので、テント内などでの使用に適しています。

アースノーマット電池式 コールマン どこでもつかえるアースノーマット

さらに、近年はワンプッシュタイプのものもあります。

テント内などの場合、煙をもくもくたくのも嫌ですし、電池式は電池代がかかります。

これなら、プシュッとワンプッシュで虫除けできるのはうれいですね。

おすだけノーマット プロプレミアム
肌に噴霧、塗布するタイプ
天使のスキンベープ 虫除けスプレー イカリジン ミストタイプ 200ml

直接肌につけるタイプは、風向きや体の動きの影響を受けにくいため、とてもアウトドアに適していると思います。

塗りムラが生じると、隙間をさされるため、ムラがないようにふきかけるor塗ることが大切です。

子供たちには、手にふきかけてから塗ってあげると、ミストなどを吸い込まなくて済むため安全です。

製品によっては、12歳以下の子供だと、使用回数に制限があるものもあるので、製品表示を良く確認してみてください。

サラテクトやさしいミスト コールマン どこでもつかえるアースノーマット

肌に塗るタイプの虫除けは、肌の最も外側にぬる必要があります。

つまりは、夏場は強い日差しから肌を守るために、日焼け止めクリームなども使用しますよね。

そういった場合は、虫除けが最も外側になるように塗る様注意が必要です。

UVカットと虫除けが一緒になった製品もあります。

1本で日焼け止め&アウトドア対策【アロベビー国産オーガニックUV&アウトドアミスト】

発散するタイプと併用するとより効果的だと思います。

忌避剤の成分についてや、小さい子供がいる場合に使いやすい忌避剤についてまとめた記事がありますので、よろしければこちらもご覧ください。

続いて、こんな対策方法もあります。

虫よけ対策その④:着る虫除け

[フォックスファイヤー] 【防虫】【UVカット】【スコーロン】

塗る、発散する以外にも、なんと着る虫除けもあります。

【スコーロン】は、アース製薬と帝人フロンティアとが共同開発した、繊維に虫を寄せ付けない特殊加工をほどこした素材です。

着ているだけで吸血を防いでくれる優れものですwww

さらに、こんな虫除けアイテムもあります。

虫よけ対策その⑤:かざる虫除け【オニヤンマ君】

【日本正規品】おにやんま君 ストラップ取り付けタイプ

ユニークな発想で人気なのがおにやんま君です。

オニヤンマは昆虫界の捕食者で、ハチやアブなどの天敵です。

天敵を模したフィギアを身に着けたり、置いたりすることで虫除けの効果があるそうです。

効果のほどは不明ですが、大変ユニークですよね(*´▽`*)

続いては、ややおおがかりな対策ですが・・・

虫よけ対策その⑥:メッシュのついたテントやタープも有効

リビング3面と寝室側側面がメッシュになります

居住空間がメッシュで覆えるテントやタープを仕様すると、リビング空間や寝室空間の虫の出入りを防げるので快適です。

我が家が仕様している、タフスクリーン2ルームハウスなどはメッシュ部分が多く、虫除けの強い味方です。

タープでは、メッシュタープなどの類が虫除けができます。

以前使用していた鹿番長のスクリーンタープです。

4面すべてメッシュで覆えます。

こちらのスクリーンタープは、4面メッシュで囲えます。

周辺の虫の多さにもよりますが、我が家は、日中はメッシュ部分を開放して過ごしても、夜はランタンの光に虫が集まってくるので、メッシュを閉めて過ごします。

以前、メッシュをせず夕食をとっていた際、食卓用のランタンにどでかいヘビトンボが飛んできたのが、個人的にはトラウマです(;^ω^)

というわけで、虫除け対策の色々をみていきました。

それでも、虫は寄ってきますし、噛まれたりすることもあろうかと思います。

続いては、刺されたり、噛まれたりしたときの対策についてです。

虫に刺されたり、噛まれたときの対策は?

アウトドアサバイバル本や、忌避剤メーカーの情報(外部リンク⇒アース製薬虫さされチェック)を参考にすると、加害した虫により対処は多少異なるものの、共通している重要な部分はこちらです。

対処方法
  1. 患部を流水で洗い流し、清潔にする
  2. 掻き壊したりして症状が悪化しないよう患部を保護する

スズメバチなど、毒はりに刺された場合はポイズンリムーバーなどの活用も紹介されていますが、持っていない場合は、患部をつまみ毒を押し出しながら流水で洗浄します。

かゆみや痛みの症状は、注入された異物(いわゆる毒)による炎症反応が原因のため、速やかに毒物を除去し、流水などで清潔にしたあとは、症状を抑える薬を塗ったり、貼ったりと対処し、経過を観察します。

塗り薬は、いわゆる虫刺されの市販薬たちです。

ムヒアルファEX 新レスタミンコーワ マキロンかゆみ止めパッチ

蚊などの虫にさされて、患部が腫れて、かゆくなり、薬を塗ったり、貼ったりする行為は日常よくある事でしょう。

本当に対処に困るのは、頻度の少ない事態に遭遇した時です。

スズメバチに刺される事などは、そう出くわすことでもありません。

かゆい、痛いなど、様子を見れる程度の局所症状ならまだしも、強い局所症状や、全身症状(じんましんや腹痛、呼吸困難、意識消失など)が生じている場合は、いわずもがな医療機関への速やかな受診が必要になります。

キャンプに行く際は、そのような事も起こり得るという心づもりと、用意が必要でしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

注意すべき虫の特徴や、虫刺され予防、対処についてまとめてみました。

共有したいポイントとしては

対策ポイント

・刺されない・吸われない・噛まれない予防が肝心

・虫の多いところにいかない

・忌避剤を活用する

・露出を減らす。服の色を工夫する。

・テント、タープのメッシュが便利

・刺されてしまったら、患部を清潔にして薬を塗って様子観察

・強い局所症状や全身症状が生じている場合は速やかに医療機関を受診

といったところでしょうか。

今までも気を付けてきましたが、今回の記事を書きながら、あらためて子供をキャンプに連れて行くことの怖さについても再認識しました。

稀な事ではあるかもしれませんが、ありえないわけではありません。

子供に過度に怖い思いや、痛い思いはさせたくはありません。

なので、今後はさらに、しっかりと予防したいと思います(*´▽`*)

この記事が皆様の豊かなキャンプライフの一助になれば幸いです。

ご覧いただきありがとうございました。

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