こんにちは。雪中キャンプ大好きすべきゃん(@camping_for)です。
さて、関東地区で冬の雪中キャンプが体験できるキャンプ場をお探しの方も多いはず。
こちらの記事では、そんな疑問解消を目的に、我が家が栃木県那須高原にある【メープル那須高原キャンプグランド】で雪中キャンプをした様子をご紹介しています。
記事の中では、キャンプ場の概要と、積雪時期のキャンプ場の様子や注意点などについてまとめていますので、ご興味ある方は是非最後までご覧ください。
こちらの記事が皆様のお役にたてば幸いです。
※降雪・積雪・気候状況は天候により異なります。記事でお伝えする様な状態が常ではないため、ご注意ください。
メープル那須高原キャンプグランドの概要について
まずは、キャンプ場の概要からご紹介していきましょう。
メープル那須高原キャンプグランドはどんなキャンプ場?
那須高原リゾートにある、標高600mほどの林間キャンプ場です。
那須高原の中腹にある、四季を楽しめるコナラの林間に整備された、豊かな自然に囲まれたキャンプ場です。
100区画ほどのオートサイトと25棟ほどのログキャビンやコテージを備えている大きな規模のキャンプ場で、充実した設備を備えたファミリー向け高規格キャンプ場です。
施設の詳細についてみていきましょう。
アクセスや周辺商店
那須高原のリゾート地に位置するため、アクセスは良好です。
東北自動車道那須ICからは20分ほどの距離です。
キャンプ場入口には、道路沿いに小さく看板が立っています。
入口からは、さらに「メープルロード」という林間の道を1kmほど進むとキャンプ場入口が見えてきます。
キャンプ場周辺はリゾート地のため、コンビニや商店には困りません。
最寄りのスーパーはキャンプ場から車で10分程度のところに「ダイユー」があります。
大きなスーパーで、生鮮食品やアルコールなどもありますし、薪も購入できます。
続いて、キャンプ場内設備を見ていきましょう。
管理棟&売店
メープル那須高原キャンプグランドは、子連れファミリーに優しい高規格キャンプ場です。
管理棟はおしゃれな木造ロッジ風で、売店が併設されており、売店やレンタル品の品ぞろえも充実しています。
軽飲食や燃料系、調味料はもちろん、赤ちゃんの用のおむつまで販売されています。
また、スタッフ人数も多く、対応も丁寧です。
宿泊料金は週末などのオンシーズンですと、オートサイト¥7,000に、電源を使用する場合追加で¥1,000円です。
続いて宿泊施設や、場内の共有設備などを見ていきましょう。
オートサイトなどの宿泊施設
管理棟や遊び場が中央にあつまり、周囲にコテージやキャビン、キャンプサイトが並んでいます。
まず、オートサイトは通常タイプと水道付きの2種類のサイトがあります。
どちらのオートサイトも林間に整備されており、比較的広々とした区画が多いです。
キャンプ場全体が斜面や林を利用した作りになっており、サイトごとの間には樹木がたっていたり、段差があったりで、プライベート感が高い作りなのもおすすめポイントです。
地面は山砂利が敷き詰められていて、フラットで、過ごしやすい硬さです。
オートサイト以外にも、宿泊設備としてログコテージやキャビンが用意されています。
定員4~5名のキャビンやコテージが25棟ほどあります。
広い場内には、各サイトから近い場所にキッチン・トイレ棟が設置されています。
キッチン・トイレ棟
キッチン・トイレ棟は、設備は清潔で、給湯設備も完備されており、寒い時期もお湯がでるので助かります。
さらに、電子レンジや洗濯機、乾燥機、自動販売機もあり、充実しています。
続いてシャワーとお風呂について
共有設備・シャワー&お風呂
場内には、24時間利用できるコインシャワーと、オンシーズン(土曜日)に無料で利用できるお風呂があります。
ご覧の様に、充実した設備が魅力的な高規格キャンプ場ですが、ファミリー向けというだけあって、子供たちの遊び場も豊富です。
子供の遊び場
まず管理棟すぐそばに、いかだ遊びと水遊びができるメープル池があります。
夏場は大勢の子供達でにぎわう場所です。
冬はカチンコチンです。
続いて、キャンプ場中央付近には、芝生の広場やターザンロープ、アスレチックのある中央広場があります。
積雪の季節は一面が雪原になり、雪遊びやソリ遊びが楽しめます。
他にも、夏の間にぎわう釣り堀など、子供達が楽しめる設備が充実しています。
ご覧いただいたように、ファミリー向けに充実した設備が魅力的なキャンプ場です。
続いては、冬の積雪時の様子について見ていきましょう。
アクセスやキャンプ場の様子が大きく異なる為、要注意です。
冬のメープル那須高原キャンプグランドの様子と注意点について
では、積雪時期の様子をみていきましょう。
我が家が訪れたのは2022年の1月中旬です。
冬期は常に積雪するような地域ではないため、降雪状況によって状況はことなりますのでご了承ください。
積雪時のキャンプ場までの道のりについて
キャンプ場近くから、場内までは凍結や積雪があるため、冬用タイヤの装着に加え、チェーンもあると安心な道のりでした。
まず、写真は那須街道より手前の位置ですが、那須IC出口付近も同様な様子でした。
道路横にも積雪などなく、通常走行が可能でした。
大きな道路はほとんどん積雪のない状況でしたが、細い道に曲がっていくと、一転、道路上にまで積雪や凍結が目立ちだします。
進むうちに徐々に積雪や凍結のあるところが多くなってきます。
ところどころが、写真のような積雪状況の道をキャンプ場入口まで、3km(5分)ほど走ります。
日影は、凍結が強いため、走行には十分にご注意ください。
こちらの看板がキャンプ場への入り口です。
看板から進んだ先に、チェーン脱着のためのスペースがあります。
ここらキャンプ場までは、「メープルロード」が1kmほど続きます。
積雪もあり傾斜もある道路なので、ここでチェーンを装着しました。
スタックの恐れがあるので、速度を緩めないようにと注意書きもあります。
緊張しますねwww
2輪駆動なんかだと、チェーンの装着が安心ですね。
メープルロードは、凹凸の多い林道で、勾配がきついところもあります。
速度を落としすぎないように、一気に駆け抜けます。
1kmの林道を抜けると、キャンプ場の入口が見えてきます。
無事にたどり着くことができて、ホッとしました。
続いて、積雪時のキャンプ場内を見ていきましょう
積雪時のメープル那須高原キャンプグランドの様子について
続いて場内の様子についてみていきましょう。
場内は一面に積雪があり、まさに銀世界です(*´▽`*)
憧れた雪中キャンプの風景で、テンションあがります。
管理棟
管理棟にて受付を済ませます。
冬期期間のキャンペーン中で、10時からのアーリーチェックインと15時までのレイトチェックアウトが無料で利用できて、さらにAC電源利用料無料キャンペーン中でした(*´▽`*)
今回の宿泊料金は、合計で¥7,000でした。
また、雪かき用のスコップが貸し出されていますので、助かります。
場内道路
場内道路は、スタッフさんによって除雪されており、平らにならされていますが、運転に注意は必要です。
AC電源付きオートサイト
キャンプ場全体が積雪しており、オートサイトにも雪がつもっています。
雪が周囲に盛り上がっている分、いつもより手狭に感じますが、利用客が少なく、周辺に宿泊客がだれもいないため、解放感は抜群です(*´▽`*)
サイト上の積雪は数cm程度で、前泊者が過ごした後が残っていました。
雪かきせずに済むため、助かります。
管理棟で借りた雪かき用スコップを利用し、雪かきしたり、雪を踏み固めたりして、テントを建てる範囲をならします。
積雪は数cmあり、地面も凍っています。
長さのあるスチール製のペグとペグハンマーが必需品ですね。
プラスチックの組み合わせでは、ペグダウンは難しいでしょう。
我が家は通常時から30cmのスチールペグを使用していますが、そちらで充分でした。
凍っている分打ち込むのにいつもより多少力を要す程度です。
テントの足元に比べ、テントの周囲は積雪がやや多めです。
ペグが打ち込みにくいため、雪かきをしっかりして打ち込むか、積雪地でも使用できる竹ペグなども有効です。
どちらの場合でも、深く雪に埋もれてしまうと、翌日凍結して掘り出しが大変になりますので、取り出すときのことに留意してペグダウンしてください。
受付時に案内されますが、冬季は山からの吹きおろしの風が強く吹く事があり、強風に見舞われることがあります。
スカートの隙間風対策とともに、テントが飛ばされない様、しっかりとペグダウンしておくと安心です。
貸し出されるAC電源用のジャックは、2m程度で防水仕様です。
延長コードの持ち込みが必要です。
接続部が外に出てしまう事もあるため、防水のものが望ましいでしょう。
炊事場とトイレ
水道の凍結予防に水道栓が開けっ放しになっています。
炊事場は屋内で、お湯も出ますので、寒い日も快適です。
トイレはすべて洋式温水便座式で、お尻がつめたいこともありません。
さすがの高規格キャンプ場で、積雪のあるような環境でも快適です。
お風呂
お風呂は管理棟に併設されています。シャワーは凍結のため利用できません。
お風呂は主に土曜日が営業日で、無料で利用できます。※営業日は公式HPで確認を
雪遊びで冷えた体を、お風呂でゆっくり体をあたためると、そのあとがとても快適です(*´▽`*)
ドライヤー棟が管理棟横にあります。
湯冷めしないよう、しっかり頭も乾かしておきましょう。
雪遊びができる場所
雪がつもっている環境だからか、土日とはいえ利用客は我が家を含めて10組程度との事でした。
車の通りも少なく、場内あちらこちらに積雪や雪の山があるので、サイト周囲どこでも遊び場になります。
雪遊び用のウェアやソリなどは必需品ですね。
売店でもソリなどが扱われています。
夏は水遊びで大賑わいのメープル池もカチンコチンです。
※上には乗れないためご注意を!!
サイトから芝生広場までの道のりも、雪深い森の中を探検している様で楽しいです。
遊具のある芝生広場も一面の銀世界です。
周辺の遊具類も雪がつもっています。
芝生広場の積雪は10~20cmくらいはあったと思います。
掘ってもすぐには地面は見えませんので、雪も土交じりなどではなく、真っ白です(*´▽`*)
人も少ないので、存分に雪遊びを楽しむ事ができました。
スタッフさんが子供たちのために、雪でソリ滑り用スロープを作ってくださり、大人も子供も楽しみましたwww
冬のメープル那須高原キャンプグランドの景色
冬場はやはり空気が澄んでいて、空がとてもきれいです。
月明かりが明るい夜は、月明かりに照らされる銀世界もとてもきれいでした。
月が沈んだころ合いになると、満点の星空が綺麗に広がります。
夜が明け、朝日に照らされる風景もまたきれいです。
柔らかい朝日に照らされるキャンプ場の様子も、とてもきれいで感動しました。
続いては、注意点です。
気候によっては、足元ドロドロもあるため要注意
撤収日は、風もやみ、日差しも暖かで、比較的気温があがりました。
過ごしやすい反面、サイトの足もとの雪はとけて、土が出ていた部分がドロドロになりました。
テントのビルディングテープやスカート部分、グランドシートなどは、濡れていたり、汚れたままの回収になったため、かたづけにはいつもより時間を要しますし、濡れたまま積載できる用意が必要です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
冬のメープル那須高原キャンプグランドの様子がお分かりいただけましたでしょうか。
初めての雪中キャンプな我が家でしたが、設備の整ったキャンプ場のおかげで、安心して快適に過ごすことができました。
冬に限らず、四季を通して快適にキャンプをたのしめるおすすめのキャンプ場です。
我が家が夏や秋に訪れた様子や、キャンプ場レビューのまとめもよろしければご覧ください。
ご興味のある方は是非おとずれてみてください。
公式HPのリンクはこちら↓です。
その他、雪中キャンプにむけた、雪道運転の対策や、我が家の雪中キャンプ装備、服装についてまとめた記事もありますので、よければこちらもご覧ください。
以上です。
最後までご覧いただきありがとうございました。
こちらの記事が皆様のお役にたちましたら幸いです。
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