こんにちは。
夏キャンプも大好きすべきゃん(@camping_for)です。
さて暑い夏場に特に活躍するクーラーボックスですが、種類も多くどんなものが良いかお悩みの方も多いはず。
どれがいいのかわからないわ・・・
心配無用です
本記事ではそんなお悩み解消を目的に、適切なクーラーボックスを選べるよう「ファミリ―キャンプにおすすめなクーラーボックス10選」と「クーラーボックスの選び方」をまとめています。
特に悩みやすい容量やサイズについても我が家の体験もまじえて詳しくまとめていますので、よければ参考にしてみてください。
子連れファミリーキャンプにおすすめのクーラーボックス【10選】
まずはファミリー用に人気のある定番クーラーボックから紹介していきます。
メーカー/ 製品名 | 画像 | 価格 | サイズ | 重量 | 容量 | 保冷力 | 材質 | その他 | 購入サイト |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Coleman クーラーボックス ポリライト48QT | ¥5,781 | 約)64×33.5×36(h)cm | 約4.1Kg | 45L ※2Lペット12本 | 保冷力3日 | ポリエチレン ポリプロピレン 発泡ウレタン スチール | ・ドレインコック |
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Coleman エクストリーム クーラー52QT | ¥7,382 | 約)65×38×42(h)cm | 約4.6Kg | 49L ※2Lペット10本 | 保冷力5日 | ポリエチレン ポリプロピレン 発泡ウレタン | ・ドレインコック |
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Coleman スチールベルト クーラー54QT | ¥21,400 | 約)62×42×41(h)cm | 約7.5Kg | 51L ※2Lペット12本 | 保冷力4日 | スチール ステンレス 発泡ウレタン ポリエチレン | ・ドレインコック ・栓抜き ・フタロック |
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CHUMS スチールクーラー ボックス | ¥23,880 | 約)58×36.5×42(h)cm | 8.2kg | 54L | – | ポリウレタン ポリプロピレン 金属 | ・ドレインコック ・栓抜き ・フタロック |
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ロゴス ハイパー氷点下クーラー 40L | ¥10,009 | 展開サイズ:43×35×35(h)cm 収納サイズ:44×12.5×35cm | 1.95Kg | 40L ※2Lペット9本 | 氷点下パックー16度を使えば、アイスが7時間keep | EVA、PP、PE、 PVC、ナイロン | ・折りたたみ収納 コンパクト |
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DOD ソフトくらぞう 46L | ¥11,634 | 約)58×31×36(h)cm | 2.2Kg | 46L | 56時間氷keep | ポリエステル 発泡ポリエチレン PEVA | ・ギアボックスでも使える |
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AOクーラーズ キャンバスソフト クーラー45L | ¥23,980 | 約)53.3×33×33(h)cm | 2Kg | 45L ※350ml×48缶 | 27時間後も 氷がしっかり残る | ナイロン ポリエチレン ポリエステル 熱可塑性ポリウレタン ポリウレタン | ・19mmと厚い保冷剤 ・5層構造 |
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オレゴニアン キャンパー HYADCooler | ¥29,700 | 約)66.5×38.3×40.4(h)cm | 10Kg | 45.5L | – | ポリエチレン ポリウレタン | ・壁厚4.7cm ・シリコンゴム製留め具で密封 |
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FIELDOOR ノーザンクーラーボックス 42.5L | ¥22,200 | 約)68×41×42(h)cm | 12kg | 42.5L | 7日間経っても 氷が解け切らない | ポリエチレン ポリプロピレン ポリウレタン | ・壁厚5cm ・ドレインコック ・ボトルオープナー |
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楽天 | |
YETI タンドラ 45 | ¥51,000 | 約)65×41×39cm | 10.4kg | 350ml缶×28缶と その倍の氷 | – | ポリエチレン ポリウレタン | ・壁厚5cm ・ベアーレジスタント ・高い気密性 |
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楽天 |
続いて、一覧のクーラーボックスをそれぞれ紹介していきます。
Colemanクーラーボックスポリライト48QT
1泊2日のファミリーキャンプに適した機能があり、お手頃価格のクーラーボックスを探している方におすすめなクーラーボックスです。
容量45L、保冷力が3日と、わがやの様な子供連れファミリーが1泊2日のキャンプを楽しむのにちょうど良いスペックです。
本体重量4.1kgと重くなく、両手で持ちやすいハンドルがついていて、運搬もしやすい仕様です。
1泊2日のキャンプだけでなく、大人数でのBBQなどでも活躍するクーラーです。
サイズ | 約)64×33.5×36(h)cm | 重量 | 約4.1Kg |
容量 | 45L ※2Lペット12本 | 素材 | ポリエチレン ポリプロピレン 発泡ウレタン スチール |
保冷力 | 保冷力3日 | 価格 | ¥5,781 |
続いてもColemanの人気クーラーです。
Colemanエクストリームクーラー52QT
ポリライトクーラーよりもさらに保冷力を強化したモデルがエクストリームクーラーシリーズです。
ファミリ―キャンプ―ユーザーに適した容量なると52QTあたりのモデルが適当です。
保冷力が5日と高く、連泊キャンプなどにも対応できる高いスペックながら、手の届きやすい価格帯が魅力です。
サイズ | 約)65×38×42(h)cm | 重量 | 約4.6Kg |
容量 | 49L ※2Lペット10本 | 素材 | ポリエチレン ポリプロピレン 発泡ウレタン |
保冷力 | 保冷力5日 | 価格 | ¥7,382 |
エクストリームクーラーシリーズは種類が豊富な点も特徴です。
「ホイール無」ではソロやデュオに最適な28QTや大人数用の70QTまであります。
運搬しやすい「ホイールあり」のタイプでは、28/50/62/85/100QTのサイズ展開があります。
ソロやデュオキャンプなど少人数の場合はこちらのサイズがおすすめです。
続いてもColemanのクーラーボックスです。
Colemanスチールベルトクーラー54QT
Colemanのスチールベルトクーラーはファミリーキャンプ用クーラーボックスとして長く愛されている定番人気商品です。
容量は51Lで保冷力は4日と、ファミリーキャンプや連泊キャンプに適したスペックです。
重量があり、価格も高額ですが、高いスペックと金属製のおしゃれな外観とで人気があります。
壁面についた栓抜きもかっこいいですね。
サイズ | 約)62×42×41(h)cm | 重量 | 約7.5Kg |
容量 | 51L ※2Lペット12本 | 素材 | スチール ステンレス 発泡ウレタン ポリエチレン |
保冷力 | 保冷力4日 | 価格 | ¥21,400 |
販売されているカラーバリエーションも「セージ」「ブラック」「バターナッツ」「シルバー」「レッド」などなど豊富な点も魅力です。
続いてのスチールクーラーも人気があります。
CHUMSスチールクーラーボックス
CHUMSのスチールクーラーボックスもファミリーキャンプユーザーから人気があります。
容量は54Lでファミリーでのキャンプや連泊キャンプに適したスペックです。
フタを含めすべての面にポリウレタンフォームがはいっており、高い保冷力があります。
蓋はロック開閉式で閉め忘れによる保冷力の低下などを防ぎます。
CHUMSらしいポップなデザインが素敵なクーラーボックスですね。
サイズ | 約)58×36.5×42(h)cm | 重量 | 8.2kg |
容量 | 54L | 素材 | ポリウレタン ポリプロピレン 金属 |
保冷力 | – | 価格 | ¥23,880 |
カラー展開は「オリーブ」「レッド」「ベージュ」の3色があります。
ロゴスハイパー氷点下クーラーXL(40L)
こちらは折りたたんで収納ができるコンパクトさとアイスを7時間も保冷できる高い保冷色が人気のクーラーボックスです。
ソフトクーラーボックスのため、その軽さと折りたたんで収納できる利便性が魅力的です。
サイズがS/M/L/XLとあり、XLサイズは2Lペットボトルが9本入る容量があり、ファミリーキャンプユーザーに適したサイズです。
ソフトボックスは保冷力が弱点ですが、氷点下パックとの併用でアイスクリームを7時間保てる高い保冷力があります。
サイズ | 43×35×35(h)cm | 重量 | 1.95Kg |
容量 | 40L ※2Lペット9本 | 素材 | EVA、PP、PE、 PVC、ナイロン |
保冷力 | 氷点下パックー16度を使えば、アイスが7時間keep | 価格 | ¥10,009 |
軽さと収納性の高さが使っていてとても快適なクーラーボックスです。
S/M/L/SL/XLとサイズ展開も豊富で、普段使いやサブのクーラーボックスとしても使い勝手が良いと思います。
DODソフトくらぞう46L
ユニークなネーミングとかわいいデザインが特徴的なDODのソフトクーラーボックスで、「くらぞう46L」は軽量で持ち運びやすい大型サイズです。
46Lの容量でファミリーキャンプに適したちょうど良いサイズです。
ギアボックスのように中で仕切れる仕様ため、食材と飲料をわけて収納できる点も便利です。
さらにソフトクーラーながら極厚の断熱材を使用しており、中に入れた氷を56時間たもつ保冷性能の高さも魅力です。
ギアボックスの様に自然にキャンプサイトになじむデザインをお探しの方におすすめです。
サイズ | 約)58×31×36(h)cm | 重量 | 2.2Kg |
容量 | 46L | 素材 | ポリエステル 発泡ポリエチレン PEVA |
保冷力 | 56時間氷keep | 価格 | ¥11,634 |
さらにDODのソフトクーラーは、サイズバリエーションとネーミングも豊富でユニークです。
- DODそふとくらら⇒4L
- DODそふとくらこ⇒10L
- DODそふとくらひこ⇒15L
- DODそふとくらお⇒23L
- DODそふとくらぞう⇒46L
AOクーラーズキャンバスソフトクーラー45L
高い品質と驚異の保冷力とで人気が高いのがAOクーラーズのソフトクーラーです。
48パックキャンパスクーラーは重量2kgと軽量ながら容量が45Lあり、ファミリーキャンパーに適したサイズです。
厚み1.9cmの極厚断熱材を含む5層構造で、高い保冷力を発揮するだけでなく、縫い目のないインナー構造により内部への水漏れを防いでいます。
保冷力は入れておいた氷が27時間後(35度の外気温下)でもしっかり残るほどです。
さらにハードな使用環境が想定されるクーラーボックスながら、5年の製品保証が付く点も特徴的です。
お値段はしますが、高品質でアフターフォローなど安心できる点がおすすめで、安心できるソフトクーラーボックスが欲しい方におすすめです。
サイズ | 約)53.3×33×33(h)cm | 重量 | 2Kg |
容量 | 45L ※350ml×48缶 | 素材 | ナイロン ポリエチレン ポリエステル 熱可塑性ポリウレタン ポリウレタン |
保冷力 | 27時間後も 氷がしっかり残る | 価格 | ¥23,980 |
紹介したキャンバスボックスシリーズでは5.7L/11L/23L/34L/45Lのサイズがあり、カラーも「チャコール」「サンド」「ネイビー」「ブラック」「オレンジ」「カーキ」「カモ」など豊富です。
オレゴニアンキャンパーHYADCooler
ロトモールド(金型を回転させながら成形する)製法で、耐衝撃性に優れるボディーを実現したハードタイプのクーラーボックスです。
高密度のポリウレタンで壁も蓋も厚みのある断熱構造になっており、高い保冷性能があります。
容量や保冷性能のスペックは連泊キャンプも心配ありません。
内部には仕切り板やバスケットがあり、品物ごとにわけて取り出しやすい仕様です。
高いスペックに充実の装備がそろっています。
同じ様なスペックのクーラーボックス類の中では価格が抑えられている点も魅力です。
サイズ | 約)66.5×38.3×40.4(h)cm | 重量 | 10Kg |
容量 | 45.5L | 素材 | ポリエチレン ポリウレタン |
保冷力 | – | 価格 | ¥29,700 |
カラーは「サンドベージュ」「エメグリーン」「リーフ」があり、容量は47Rと27Rの二種類です。
27Rサイズではさらに「インク」「マスタード」「カプチーノ」カラーも販売されています。
FIELDOORノーザンクーラーボックス42.5L
耐衝撃性と高い耐久性を実現する「ロトモールド製法」を採用したクーラーボックスです。
断熱材が充填されたボディの厚みは「5cm」あり、高い断熱性があります。
またフタと本体との気密性を高める工夫もほどこされており、保冷力を高めています。
メーカーの検証では、72時間クーラーボックス内温度を一定に保てたと表示しています。
連泊キャンプでも安心なスペックです。
42.5Lサイズであればキャンプにもちょうど良いサイズです。
大きさがあるため、運搬や保管に注意が必要ですが、キャンプ場に良く映える見た目と高いスペックが魅力です。
手が届きやすい価格帯におさえている商品でおすすめです。
サイズ | 約)68×41×42(h)cm | 重量 | 12kg |
容量 | 42.5L | 素材 | ポリエチレン ポリプロピレン ポリウレタン |
保冷力 | 7日間経っても 氷が解け切らない | 価格 | ¥22,200 |
ノーザンクーラーボックスは「サンド」「チャコールグレー」「ホワイト」の3色展開で、サイズは他にも18.9L/33.1L/66.2Lが販売されています。
YETIタンドラ45
堅牢さ・機能・見た目のすべてを最高峰までつきつめたクーラーボックスとして人気を博しており、SNSなどでも良く目にする製品です。
ホワイトウォーターにも耐えるカヤックなどと同じ製法を採用したワンピース構造で、高い耐衝撃性を備えています。
また「5cm」厚の断熱素材や密閉性の高い構造により、他を寄せ付けない保冷力を誇ります。
超ハイスペックなクーラーボックスで、連泊キャンプやハードなアウトドア環境でも安心して使える点やその無骨な見た目も魅力的です。
ハイスペックすぎる点やお値段・デザインなど話題性も高く、所有欲を確実にみたしてくれるクーラーボックスでしょう。
サイズ | 約)65×41×39cm | 重量 | 10.4kg |
容量 | 350ml缶×28缶と その倍量の氷 | 素材 | ポリエチレン ポリウレタン |
保冷力 | 価格 | ¥51,000 |
他にも「ネイビー」「キャンピーグリーン」「ホワイト」などカラーラインアップも豊富で、35/65のサイズラインアップがあります。
そんなわけでファミリーキャンプにおすすめの人気クーラーボックスを紹介しました。
続いてはさらにタイプ別におすすめなクーラーボックスをピックアップしました。
【タイプ別】おすすめクーラーボックスはこれ
要望別・タイプ別におすすめなクーラーボックスをピックアップしました。
ひとつずつみていきましょう。
1.コスパの良いクーラーボックスが欲しい
コスパの良いクーラーボックスとしておすすめなのは【コールマンエクストリームクーラー】のシリーズです。
ファミリーキャンプに適当な52QTサイズは「保冷力5日」と連泊キャンプも可能な保冷性能があります。
同程度の保冷力がある他の製品たちとくらべてお値段が手ごろですし、コールマンブランドという点で安心感もあり、コスパが良いクーラーボックスと言えるでしょう。
人気のクーラーボックスです
他にも10選にはいれませんでしたが、ソフトクーラーでコスパの良い【ダイワ・ソフトクーラー4500】もおすすめです。
2Lペットボトルが12本はいる十分な容量があり、保冷力も中にいれておいた氷が56時間保てる程度で実用的なスペックです。
しっかりとしたスペックがありながら手の届きやすい価格帯でコスパの良い製品と言えるでしょう。
続いてのおすすめはこちらです。
2.軽くて高性能なクーラーが欲しい方
軽さや扱いやすさをもとめるならばソフトクーラーが断然おすすめです。
ハードタイプのクーラーよりも軽量で、使わない時の収納もコンパクトであつかいやすいのが特徴です。
ハードタイプのクーラーに比べて保冷性能が劣る点が弱点ですが、【AOクーラー】はソフトクーラーながら高い保冷性能と品質で定評があり、おすすめです。
驚異的な保冷力で人気です
続いては所有欲を満たしたいという方にもおすすめです。
3.最高峰のクーラーが欲しい方
あらゆるハードな環境にも耐えてしっかりと保冷していくれる超ハイスペックなものを求めるなら【YETIのクーラーボックス】が人気です。
堅牢さ・機能・デザインのすべてを最高峰までつきつめたクーラーボックスで、お値段も最高峰です。
断熱材がはいった壁の厚みが極厚で密閉性も高く、極めて高い保冷性能があります。
その分大きさや重さがありますが、食材や飲料の保冷に万全を期したい方にもおすすめです。
そんなわけでタイプ別におすすめなクーラーボックスを紹介しました。
続いては保冷性のや容量などの選び方について我が家の体験もまじえて紹介します。
ファミリーキャンプ用クーラーボックスの選び方~保冷力&容量~
クーラーボックスを選ぶ際にとくに悩ましい項目保冷力、容量について選び方を紹介します。
1.保冷力を選ぶポイント
保冷力は、クーラーボックスの最も重要な性能部分です。
適切な物を選ぶうえで注目すべきポイントは次の通りです。
それぞれくわしく紹介します。
1.【断熱材】と【厚み】
保冷力をみる部分で最も重要な部分です。
クーラーボックスの保冷力は、使用されている断熱材とその厚みが大きく影響します。
クーラーボックスは、冷蔵庫みたいに自ら冷えるわけではないため、高い外気温の影響をどれだけうけにくいかという点が重要なポイントになります。
そのため、断熱材の性能がとても重要なポイントになります。
断熱材としては、ウレタンフォームまたは発泡ウレタン、発泡ポリエチレンなどがおもに利用されています。
釣り具メーカーのクーラーボックスなどの場合は、さらに断熱性の高い【真空断熱パネル】が使用されている場合もあります。
大まかには【発泡スチロール】【発泡ポリエチレン】<【発泡ウレタンやウレタンフォーム】<【真空断熱パネル】の順番に断熱性能が高くなります。
次に、使用している素材の厚みも重要なポイントです。
写真はコールマンのハードクーラーボックスです。
同じウレタンフォームを使用していても、製品によって壁やフタの厚みが異なります。
保冷性能が断トツに高いクーラーボックスの場合は同じ素材でも壁の厚みが段違いです。
壁の厚みだけでなく、フタの厚みも異なります。
厚みの差は、保冷力の差に直結するため、厚く大きい方が保冷力が高くなります。
これはソフトクーラーの場合でも同様です。
製品表示にある保冷素材の厚みについての情報が、保冷性能を判断する重要なポイントになります。
続いて、各社が製品表示している保冷性能を見ていくと、さらに参考になります。
(※2021年7月時点での調査内容です)
2.製品表示の保冷性能を参考にする
販売されているクーラーボックスには断熱材の素材やその厚みにくわえ、保冷性能が表示されているものも多くあります。
表示の仕方は各社いろいろですが、選ぶうえでとても参考になります。
各社の表示を様子見てみましょう。
釣具のダイワは【KEEP○○】で表示
釣り具メーカダイワでは、外気温40℃で、ボックス容量の25%の氷を入れ、氷がなくなるまでの時間を【KEEP〇〇】で表示しています。
KEEP〇〇で表示されているものもあれば、製品ごとに計測した結果で表示している製品もあります。
続いて、同じ釣り具で有名なシマノです。
SHIMANOは【I-CE○○】で表示
SHIMANOでは、外気温31℃で、ボックス容量の20%の氷をいれ、氷が保てる時間を【I-CE〇〇】で表記しています。
シマノのクーラーボックスの場合もI-CE〇〇で表示されているものもあれば、製品ごとに計測した結果を表示しているものもあります。
シマノもダイワも氷の保存時間を基準にした内容のことが多いです。
温度設定、容量設定などは各社ごとに違います。
次に、定番のアウトドアブランドの表示も見ていきましょう。
Colemanでは【保冷力○日】で表示
Colemanの製品には、【保冷力〇日】などと保冷日数で保冷性能が表記されています。
問い合わせたところ、外気温32℃、湿度30%の検査室で、1QT(約0.95L)あたり0.34Kgの氷を入れて、クーラー内が10℃を上回るまでの日数、という事です。
1qtあたり氷0.34Kgという事は、おおよそ容量の30%ほどの氷です。
こちらは氷の保存日数ではなく、庫内温度での性能表示です。
続いて
鹿番長CAPTAINSTAGは【保冷効力〇〇度】と表示
保冷効力は、JIS規格「携帯用クーラーボックス」の保冷試験方法を準用した試験結果の数値です。
1.室温40度±2度において、内容器に水を満水容量の80%入れて温度を1~4度に調整する。
2.1の水の温度(T1)を測定し、ふたをしてしっかりと閉める。
3.8時間後に水の温度(T2)を測定し、(T2)と(T1)との温度差を求めて保冷効力とする。
出典:キャプテンスタグオンラインストア
キャプテンスタッグの製品では、【保冷効力〇〇度】で表示されています。
例えば、【保冷効力3.3度以下】の場合、蓋を閉めたまま8時間経過して、上昇した水温が3.3度以下だったという意味です。
続いてはロゴスです。
LOGOSは【保冷性能〇日】と表示
LOGOSでは、ハードクーラーなどの性能表示に、【保冷性能〇日】と表示されており、性能の説明が記載されています。
保冷性能について、クーラー容量の約26%のバラ氷と約10%の氷点下パック-16℃を入れ、約25℃の室温において氷が残っている日数。試験中の蓋開閉は行いません。
出典:logosオンラインショップ
そんなわけで各社の保冷力表示方法について紹介しました。
詳細に紹介している製品もあればしていないものもあり、悩むこともありますが、使われている断熱材やその厚みなどの情報と併せると、より具体的に保冷性能について判断しやすくなります。
続いても保冷力を判断するうえで重要なポイントです。
3.保冷力高めを選ぶ
用途に適した保冷力を選ぶには、用途に応じた時間より保冷力が高いものを選ぶのがおすすめです。
例えば一泊二日のキャンプであれば、保冷性能が最低でも2日以上必要です。
理由は、各社の性能試験などの結果は、気温設定が一定であったり、フタの開け閉めなどをしないなどの特殊な状況下で測定しているものがほとんどです。
実際の使用環境では、気温条件が異なるのに加え、保冷剤と内容物との分量が異なったり、開け閉めの回数が多かったり、表示性能の通りには行かないことが多いです。
実際には表示性能よりかなり下がります
用途に応じた時間より、多めにカバーできる保冷力がおすすめです。
続いて、こちらの点も重要です。
4.収納や持ち運びも考える
用途より保冷力高めをおすすめしましたが、高ければ高いほど良いわけでなく収納や持ち運びも考えてちょうど良いものを選ぶのが重要です。
ほとんどのクーラーボックスの場合、保冷力が高くなると、壁の厚みが増し、それだけ外寸や重量が大きくなります。
例としてこちらの2つの製品を比較します。
製品名 | コールマン (エクスカーションクーラー30QT) | オルカ (クーラー26QT) |
保冷力 | 2日間10℃以下 | 最長10日間氷保持 |
外寸 | 幅46㎝×奥行33㎝×高さ40㎝ | 幅59㎝×奥行44㎝×高さ37㎝ |
重量 | 約3.1kg | 約11kg |
容量 | 28L | 25L |
どちらも容量は同程度ですが、保冷力や外寸、重量が大きく異なります。
オルカのように高い保冷力となると、壁面の厚みが分厚くなり、その分大きく重くなります。
保冷力も高ければ良いというのでもなく、使い勝手の良いサイズ感とのバランスというのも大切なポイントでしょう。
ちょうど良いのがちょうど良いです
軽量であつかいやすいものをお求めの場合は、性能の高いソフトクーラーボックスも選択肢になるでしょう。
続いて、サイズを考えるうえでも重要となる、もう一つのポイント、【容量】についてみていきましょう。
2.容量を選ぶポイント
容量は、当然利用人数や、嗜好(お酒や飲料が多いなど)により異なってきます。
そんな中でも、共通して抑えておくべきと思われるポイントがこちらです。
それぞれを紹介していきます。
1.保冷剤のスペースも考えて容量を選ぶ
容量表示は、良くペットボトルや350ML缶が入る本数を表しているものがあり、自分の用途にあっているかの判断指標になりますが、保冷剤のスペースも考えて選ぶ事が大切です。
保冷のためには、保冷剤や氷をしっかり入れる事が重要になるため、選ぶ際に忘れないようにしましょう。
続いてこちらも重要です。
2.出し入れのしやすさを考慮しておく
中身の出し入れが難しいと、それだけフタの開放時間が長くなり、保冷力の低下に大きく影響します。
中身があまりにぎゅうぎゅうに詰まっていると、取り出しにくくて苦労します。
物の出し入れを考慮してやや大きめのサイズを検討しておくというのもおすすめです。
とはいえ、保冷力の場合と同様にとにかく大きければ良いというのでもありません。
3.持ち運びや保管のことも考えて
保冷力の部分でも触れましたが、収納や持ち運びとのバランスも大切なポイントです。
大きく重くなりすぎるとそれだけ運搬や保管が大変になりますので、適当なサイズ感で選ぶことが大切です。
続いて、我が家のクーラーボックス事情を簡単にご紹介します。
3.実例紹介。2つのクーラーボックスでキャンプ
我が家は4歳娘、7歳息子、夫婦の4人家族で、Colemanエクスカーションクーラーの16QT、30QTのサイズ違いのクーラーボックス二つを使用しています。
2つのクーラーのスペックはこちらです。
エクスカーションクーラー16QT | エクスカーションクーラー30QT | |
---|---|---|
サイズ | 約39×31×29(h)cm | 約46×33×40(h)cm |
容量 | 15L ※500mlペットボトルが16本 | 28L ※2Lペットボトルが8本 |
重量 | 1.8kg | 2.7kg |
保冷力 | 1日 | 2日 |
材質 | ポリエチレン、ポリプロピレン、発泡ウレタン | ポリエチレン、ポリプロピレン、発泡ウレタン |
価格 | ¥3,480 | ¥4,980 |
わがやは真夏や真冬も含めて通年キャンプにでかけます。
主に1泊2日のキャンプが多いですが、夏休みの連泊などもこのクーラーボックスで過ごし、3年ほどはこのスタイルで過ごしています。
使っていて感じる点はこちらです。
詳しく説明します。
1.2つ使いはメリットも多い
2つ使いでメリットに感じる点はこちらです。
- ひとつひとつの持ち運びが楽
- 小さい方は普段のお出かけにも使える
- 気候や食材にあわせて最低限の荷物ですむ
まず、重たく大きくなりがちなクーラーボックスがふたつに分かれているので、持ち運びが楽です。
ファミリーキャンプに適切なクーラーボックスとなった場合、それなりに大きさ(40~50L)が必要になります。
保冷性能によってはボックス自体の重量も重くなりますし、飲料や氷など中身も加えると、かなりの重さになります。
クーラーボックスは本当に重たい
大きく重いクーラーボックスとひとつを運ぶより、2つに分かれている分運搬は楽です。
また、小さいサイズのクーラーボックスがひとつあると、キャンプ以外にも用途が多いです。
ちょっとしたピクニックや海水浴、プールなどに出かける時などに小さいクーラーボックスは重宝します。
もうひとつの利点は季節や食材によって荷物が最低限に済みます。
二つクーラーボックスが必要なのは夏近辺の暑い時期程度です。
暑い時期はがっつり保冷剤や氷が必要になるため、その分スペースをとられてしまい、二つ必要になります。
暑い時は保冷剤も多く必要
一方、秋や春先・冬などは外気温も低く保冷剤や氷の量も少なく済むため、30QTのクーラーボックス一つで済んでしまう場合もあります。
サイズ違いを2つ用意しておくと、状況にあわせて最低限の荷物ですませることができて、荷物の多い我が家にとっては大きなメリットです。
続いての感想はこちらです。
2.保冷力はもう少し余裕が欲しい
スペック表のとおり、わがやのクーラーボックスは保冷力が1日と2日のクーラーボックスで、キャンプで使うには保冷力は足りないと感じます。
特に真夏に使っている時は心もとないため、保冷力が1日の16QTは食中毒の心配のない飲料をいれて、保冷力2日の30QTに食材を入れるなどの工夫を要しています。
連泊となると2日目の食材と保冷用の氷を現地で再調達するなどの工夫も必要です。
なんとかなるが手間はかかります
用途が主にキャンプであるならば、もっと保冷力がしっかりとしたクーラーボックスがあると快適です。
続いての感想です。
3.容量はちょうど良い
容量としては2つを合わせると46QT(43Lくらい)です。
わがやの場合は2つを足した容量でちょうど良いか、真夏で保冷剤や氷が多い時期はもう少し大きい容量が欲しいと感じる程度です。
飲酒量などにもよると思いますが(わがやは夫婦で6缶くらい)、ファミリーユーザーにとっては40~50Lあたりが容量としては使いやすいサイズだと思います。
ファミリーなら容量40~50Lあたりがちょうど良い
そんなわけで、わがやの実例を紹介しました。
ギリギリスペックのクーラーボックスですが、工夫をすれば使えないこともなく、なんだかんだと3年ほどはこのスタイルのまま使っていました。
ふたつのクーラーボックスについて詳細なレビューにご興味あればこちらもご覧ください。
そんなわけで我が家の体験を実例として紹介しました。
続いてはファミリーキャンプのクーラーボックスについてよくある質問と回答を紹介します。
ファミリ―キャンプ用クーラーボックスについてよくある質問
クーラーボックスについてよくある質問に回答していきいます。
クーラーボックスの大きさの目安は?
クーラーボックスの大きさは容量というだけでなく、保冷力の影響もうけます。
Colemanでは1泊2日のキャンプで使う場合は30~50Lサイズのクーラーボックスをすすめています。
他のメーカーでもソロやデュオ用では20~30L、ファミリーサイズでは40~50Lあたりが目安として紹介されています。
わがやの体感的にもファミリーユーザーであれば40~50Lあたりの容量がちょうど良いと感じます。
クーラーボックスは何個必要?
ひとつあれば十分ですが、用途によって(飲料用と食材用など)分けたいのであれば複数あっても問題もないでしょう。
わがやも2つ使っていますが、2つ使う場合のメリットも多いです。⇒2つ使いのメリットはこちら
普段やデイユース様に扱いやすいソフトタイプのクーラーを用意し、キャンプ時用にしっかりした保冷力のハードタイプのクーラーを用意して併用するのもおすすめです。
最強のクーラーボックスは?
「YETI」が有名です。
保冷力のみならず、そのデザインや耐久性の高さからも人気があります。
アメリカのグリズリーベア委員会に認証された「ベアーレジスタント」容器で、その名の通り熊の襲撃も耐えられる耐久性を備えています。
ベアレジスタント容器に認定されている堅牢なクーラーボックスは他にも「SIBERIANクーラーボックス」などがあります。
クーラーボックスの保冷力は何時間?
そんなわけでよくある質問への回答を紹介しました。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
わがやの体験をふまえてファミリーキャンプにおすすめな人気のクーラーボックス10選とクーラーボックスを選ぶポイントについてまとめました。
それぞれのご家庭のキャンプスタイルにあわせてちょうど良いクーラーボックスを選ぶのに参考になれば幸いです。
以上です。
他にも夏キャンプに役立つ記事もありますので良ければ参考にしてみてください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
こちらの記事が皆様のお役に立ちましたら幸いです。
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