せっかくならハンディのみでなく多機能に使えるランタンをお探しの方も多いはず。
本記事ではそんな方のために多機能かつおしゃれなハンディランタン【UCO(ユーコ)LESCHI(レスシャイ)】についてわがやの体験をもとにレビューを紹介します。
移動用のランタン候補として参考にしてみてください。
【UCO(ユーコ)LESCHI(レスシャイ))LEDランタン】の概要
【UCO(ユーコ)】は1973年にアメリカのワシントン州で生まれ、「灯り」をキーワードに世界中のアウトドアシーンで革命をもたらしてきたアウトドアブランドです。
キャンパーの間でも「UCOのキャンドルランタン」はとても有名な製品です。
【UCO(ユーコ)LESCHI(レスシャイ)】はそんなUCOの手掛ける多機能ランタンです。
日本語で説明書きの入ったパッケージの中身には本体と説明書が同梱されています。
本体サイズは開封直後の形で直径3cm×高さが9.8cmです。
手のひらサイズのコンパクトなライトです。
半透明のグローブ部分をスライドして引き延ばすとランタンモードになります。
この状態でのサイズは、直径は変わらず3cmで高さは13.8cmとなります。
本体重量は約45g、単3アルカリ電池を含めても約69gと超軽量です。
60~70gだと6枚切食パン1枚と同じ程度の重みです。
バッテリーは単3アルカリ電池が1本で、スイッチ部分を回すと電池を差し込むスペースがあります。
電池を入れて底部分にあるスイッチをカチッと押すとライトが点灯します。
ライトの点灯モードは形状によってハンディライトモードとランタンモードを切り替えられます。
収納モードのまま点灯すると、ハンディライトとして使えます。
グローブ部分を引き延ばすとランタンモードとして使えます。
さらにボタン半押し操作により、ハイビーム(100lm)/ロービーム(34lm)/ストロボモードの3種類の点灯モードを切り替えることができます。
「High」⇒「ストロボ」⇒「Low」⇒「HIgh」の順で切り替わります。
ハンディライトとして使う場合は、ハイビームで85m先まで光が届き、ロービームだと34m先まで光が届きます。
一般的なキャンプ場での移動用で考えた場合、ロービームでも充分な明るさです。
スイッチをしっかり押し込めば消灯できます。
次にスイッチを入れると、前回の点灯モードではなく次のモードで点灯します。
「Highモード」で消灯したら、次に点灯した際は「ストロボモード」で、「ストロボモード」で消灯すると、次の点灯時は「Lowモード」です。
連続点灯時間はハイビームで2.5時間、ローで4時間、ストロボで7時間です。
グローブ部分についているショックコードを利用すると、さらに多用途に使えます。
単に吊り下げて使う事もできますし、
ショックコードを枝やポールにまきつけて使うこともできます。
自転車のハンドルなどに巻きつけて、自転車ライトとしても使えます。
IPX5程度の生活防水性能があり、雨でも安心して使える性能です。
IPX5の程度は?
あらゆる方向からの噴流水による有害な影響がない程度。
程度を詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
そんなわけで【UCO(ユーコ)LESCHI(レスシャイ)】の概要について紹介しました。
続いてはわがやが実際に使って感じたメリット・デメリットを紹介します。
【UCO(ユーコ)LESCHI(レスシャイ))LEDランタン】のレビュー
使って感じたメリット
1.1台多役で機能的
まずはその機能性です。
1台でハンディライトとしてもランタンとしても色々なバリエーションで使えて便利です。
さらにグローブについたショックコードにより、吊り下げ式ランタンとしてやポールや枝にまきつけてつかう事もでき、キャンプや生活上におけるさまざまな環境に対応できます。
自転車のハンドルにショックコードを巻きつけて自転車ライトとしても使えます。
自転車に巻きつけて使うにも意外と安定していて、一般道の走行では外れそうになる心配もありませんでした。
本体サイズや重量は軽量コンパクトで持ち運びや収納は苦になりません。
防水性も高く、雨の日の使用にも十分耐えうる性能で、汎用性が高いのがメリットです。
キャンプシーンだけでなく生活内の懐中電灯としてや自転車ライトとしてなど広く活用できて重宝します。
続いてのメリットはこちらです。
2.とにかく軽い
6枚切り食パン1枚程度の重量で持ち運びや収納の負担がありません。
操作性も簡単で、こどもたちにとっても扱いやすいランタンです。
続いてのメリットです。
3.おしゃれな見た目
かわいらしい見た目に魅かれる方も多いはず。
形状やポップなカラーが目を引き、所有欲を満たしてくれます。
続いてのメリットです。
4.単3電池が用意しやすい
どこでも手に入りやすく、軽量な単3電池で使える点もメリットです。
予備として用意しておくにもかさばりませんし、どこのコンビニにも売っているため、バッテリーの確保が容易です。
バッテリーの用意が手軽な点は、防災用としても魅力的です。
そんなわけで使ってみて感じるメリットを紹介しました。
軽量コンパクトで多機能なうえに見た目もかわいい点が魅力なランタンです。
使って感じたデメリット
1.明かりの方向がいまいち
ランタンモードの構造は、下側に装着されたLEDチップが発光して、円錐形の反射板が内蔵された半透明のグローブで光を広く拡散しています。
LEDチップが下から光るため、光が強く広がる方向は上方向です。
そのため卓上ランタンとして置いた場合はまぶしく感じます。
間接照明タイプのやさしく照らされる灯りの方が快適です。
さらに吊るして使った場合も主に明るい範囲が天井方向になってしまうため、下側の範囲はランタンの明るさをうまくいかせず、薄暗くなってしまいます。
続いてのデメリットです。
2.連続点灯時間は短い
Highモードで2.5時間、Lowモードで4時間の点灯時間です。
Lowモードでもあまり長い時間は使えないため、1泊2日のキャンプでも夜の間照らし続けることはできません。
バッテリーが単三電池1本と用意しやすいため、予備を用意しておいて交換しつつ使う事もできますが、移動用やサブランタンとして部分的に活用するのに適していると思います。
続いてのデメリットです。
3.昼光色か昼白色のあかり
明かりの色が昼光色や昼白色とされる白色に近い色のみで、やや雰囲気にかけます。
キャンプ場を雰囲気良く照らすには電球色といわれる朝日や夕日のような色合いが適しています。
ライトの色としても、移動用やサブランタンとしての使用が適しているように感じます。
そんなわけで使ってみて感じたメリットデメリットを紹介しました。
ファミリ―キャンプにしろソロキャンプにしろ、メインで活躍するランタンというよりは移動用やサブランタンとして部分的な活用に適したランタンです。
かわいらしい見た目で使い勝手が良いサブランタンとしておすすめです。
【UCO(ユーコ)LESCHI(レスシャイ))LEDランタン】の口コミ・評判
良い口コミ・評判
コンパクトさや多機能、かわいらしい見た目への評価が高いです。
値段も抑えられていて、手が届きやすい点も魅力です。
悪い口コミ・評判
ネガティブな口コミで多く目にしたものは、電池もちが悪いという評価です。
Highモードで2.5時間、LOWモードでも4時間なので、使い続けるとなると1泊2日のキャンプでも足りない程度です。
ただバッテリーが用意しやすい単3乾電池という点もあり、用意しておけば解決できますし、移動用やサブランタンとして使うのもおすすめです。
他に気になったネガティブな評価としては、壊れたという評価です。
わがやの場合はコンクリートの地面に落としてしまった衝撃でグローブフタ部分が取れてしましました。
壊れた評価にあわせて掲載されている写真も同じ部位で、ここのパーツは外れやすいのかもしれません。
ただ、接着剤ですぐに補修はでき、そのあとは普通に使えています。
そんなわけで【UCO(ユーコ)LESCHI(レスシャイ)】の口コミ・評判について紹介しました。
用途の多い機能性と軽くコンパクトな携行性の高さ、デザインに評価が高いランタンです。
ただメインランタンとしては機能不足という評判が多いため、サブランタンとしてかわいらしく使い勝手の良いものをお探しの方におすすめです。
【UCO(ユーコ)LESCHI(レスシャイ))LEDランタン】と競合製品の比較
軽量・コンパクトでハンディとランタンとして多機能につかえる競合製品をあわせて紹介しました。
価格や乾電池で使える点、デザインなどが競合製品と差別化されているポイントだと思います。
さらに軽量・コンパクト・高機能ランタンで大人気となった「GoalZero」との比較も見てみましょう。
ブランド/ 製品名 | UCO(ユーコ)/ LESCHI(レスシャイ) | Goal Zero(ゴール ゼロ)/ LIGHTHOUSE micro Charge |
---|---|---|
画像 | ||
価格 | ¥2,974 | ¥5,380 |
サイズ(約) | 収納サイズ:直径3×高9.8cm | 直径3×高13.2cm直径3.7×高さ11cm |
重量(約) | 約69g | 87g |
明るさ | LOW(ロー):34lm/33m | HIGH(ハイ):110lm/85m最大150lm |
点灯モード | ロー ストロボ (ハンディライト/ランタンモード) | ハイロー (ハンディライト/ランタンモード) | ハイ
点灯時間 | ロービーム:4時間 ストロボ:7時間 | ハイビーム:2.5時間ローモード:170時間 | ハイモード;7時間
バッテリー | 単三アルカリ電池×1 | (充電3.5時間) | リチウムイオン2600mAh
防塵・防水性 | IPX5 | IPX6 |
機能性 | ・ショックコードで取り付け方法が豊富 | ・ハンディライト/ランタンモード・バッテリーインジケータ ・ハンディライト/ランタン ・充電用USBコネクタ装備 | ・モバイルバッテリー機能
製品情報 | LESCHI(レスシャイ) | Goal Zero(ゴール ゼロ) |
連続点灯時間やモバイルバッテリー機能、充電用コネクタ装備など、機能面ではおとる部分もあります。
また明かりの方向においても【UCO(ユーコ)LESCHI(レスシャイ)】上方が主に明るいランタンですが、Goal Zeroは下方向を広く明るく照らせるため、卓上や吊るしての利用が多いキャンプを考えるとGoal Zeroが実用的です。
Goal Zeroをしのぐ面としては、「価格」や「デザイン」、「ショックコードによる汎用性の高さ」などでしょう。
キャンプサイトをしっかり照らせるランタンとしてはやや明るさや照らす範囲が不足しており、汎用性の高いおしゃれなサブランタンとして使うのがちょうど良いかもしれません。
【UCO(ユーコ)LESCHI(レスシャイ))LEDランタン】がおすすめな人
見た目がかわいく使い勝手の良いサブランタンを探している方
【UCO(ユーコ)LESCHI(レスシャイ)】の特徴は、そのかわいらしい見た目と、1台多役で使える機能性の高さです。
操作も簡単で、かわいらしい見た目がわがやの子供達にも好評で、夜のキャンプ場の移動時やちょっと明かりを足したいときに重宝しています。
メインで働くランタンとしてはやや暗いため、かわいらしい見た目で機能の高いサブランタンをお探しの方におすすめです。
他にもこんな方にもおすすめです。
自転車キャンプにもおすすめ
ショックコードを自転車ハンドルにまきつけて自転車ライトとしても使える点はめずらしい特徴だと思います。
ランタンの形状とショックコードにより、想像以上にハンドルにうまく固定されるため、走行中の安定感もあります。
普段は自転車ライトとして使い、キャンプでランタンとして使う事もできますし、自転車キャンプでライト兼ランタンとして荷物のUL化(ウルトラライト:軽量化という事)にも役立ちます。
【UCO(ユーコ)LESCHI(レスシャイ))LEDランタン】のレビューまとめ
機能的でデザインもすぐれた小型ランタンです。
ソロやファミリーどんなスタイルでも、移動用やサブランタンとして広い用途で活躍してくれると思います。
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