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【Field to summit】フレイムストーブについてと、ファミリ―キャンプでの使用体験をご紹介

【キャンプギア紹介】

こんにちは( *´艸`)

当ブログにお越しいただきありがとうございます。

さて、今回はキャンプギアのレビュー記事です。

今回ご紹介する製品は、【富士見産業:Field to summit】さんのフレイムストーブという二次燃焼焚き火台のソロ用サイズです。

いつもファミキャンな我が家がこちらのソロ用ストーブを購入した理由はいくつかありますが、大きな理由としては、安価で手軽に楽しめる二次燃焼焚火台が欲しかったのと、子供達用として扱いやすい焚き火台を用意して、子供たちにもっと焚火の楽しさを感じてもらいたいと考えたからです。

実際に使用してみた我が家の体験をもとに、製品のスペックや、使用してみた感想をまとめます。

ご覧いただければ、製品購入の参考になろうかと思います。

よろしければ最後までご覧ください。

記事の内容が皆様のお役にたちましたら幸いです。

【Field to summit】フレイムストーブについてと、ファミリ―キャンプでの使用体験をご紹介

Field to Summit フレイムストーブ

製品の詳細についてご紹介していきたいところですが、まずはこちらの焚火台の最大の特徴でもある、二次燃焼から説明していきます。

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二次燃焼の仕組みについて

二次の燃焼という言葉の通り、一次燃焼の後に生じる燃焼の事です。

まず通常の燃焼からおさらいしましょう。

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燃焼のおさらい

燃焼は【燃料】【熱】【空気】の3つの要素によって生じる化学反応です。

焚火の場合、燃料となる薪が熱される事で生じた可燃性ガスが、空気と結合する事で燃焼が生じます。

これが一次燃焼にあたります。

3つの要素は常に変化しており、すべての可燃性ガスがうまく燃焼できるわけではありません。

不完全燃焼となった可燃性ガスが、煙となり目を刺激したり、臭いにおいとなり漂います。

そんな不完全燃焼による煙を解消するのに活躍するのが二次燃焼の仕組みです。

続いては、二次燃焼についてみていきましょう。

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二次燃焼とは

一次燃焼で燃焼しなかったガスを、一次燃焼の上部で、さらに燃焼させるのが二次燃焼です。

二次燃焼機能を備えた焚火台は、特徴的な構造をしています。

焚き火台壁面が二重壁構造で、内部が空洞になっており、上部に空気の出口がついている特殊な構造をしています。

炉内の様子

この構造により、燃え残ったガスを効率良く二次燃焼させてくれます。

下部の吸気口から入った新鮮な空気が、薪が燃焼している壁面の空洞を通る際に熱されて、上部から噴き出します。

この熱された空気が、上昇してきた不完全燃焼ガスともう一度結合する事で二次燃焼が生じるという仕組みになっています。

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二次燃焼の炎は、上部の出口から炎の筋が上がる様子が特徴的です。

二次燃焼の様子

そんな二次燃焼機能を有する焚火台の中でも、携帯性に優れた非常にコンパクトな製品が、【Field to summit】フレイムストーブです。

それでは、製品のスペックや外観、使用方法などについてご紹介していきます。

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【Field to summit】フレイムストーブのスペック&外観について

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【Field to summit】フレイムストーブのスペック

こちらのスペック表は、我が家が購入した最も小さいフレイムストーブのスペック表です。

サイズ組立時:(約)Φ13.5xH15.5cm
収納時:(約)Φ13.5xH7cm
重量約340g
材質ステンレス
付属品メッシュ収納袋
価格2,390円(※記事作成時)

直径13.5cmの筒状で、重量340gと軽量コンパクトです。

分解収納が可能で、組み立て時の半分のサイズに収納することが可能です。

お値段は¥2,390と焚き火台としては手が出やすい価格です。

外観と一緒に組み立てや分解の様子を確認していきましょう。

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外観と組み立て&分解

並んでいるのは35cmほどの薪

とてもコンパクトな箱です。

開けると、ステンレス製の円筒状の金属が重ねられた状態で、メッシュの袋に入っています。

メッシュは想像以上に厚手で安っぽさはありません。

お手頃なお値段ながら、うれしいポイントりですね( *´艸`)

中身の焚火台部分はきれいに重なっている状態で収納されています。

重なっているパーツを並べると、土台、燃焼炉、ロストル、五徳の4つに分かれています。

左から、土台、炉の部分、ロストル、五徳

二次燃焼焚火台特有の構造部分はこちらの炉の部分です。

内部が空洞になっている二重壁構造で、上部に空気の出口がついています。

組み立ては簡単です。

筒状の土台部分の上に、二重壁構造になっている炉の部分を乗せます。

乗せるだけで引っかかる様、炉の部分の外側に工夫がなされており、ぴったりとはまります。

続いて上からロストル部分を入れます。

ロストル部分は、結構厚みがあり、しっかりしています。

上からいれるだけで、内側で引っかかるように、ロストル側の淵と、炉内の内側に工夫がほどこされています。

そのため、ちょうど良い場所でひっかかり止まるようになっています。

隙間なくピタッと組立っていく様子はなんだか楽しいです。

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最後に五徳部分足を開いてのせれば完成です。

ご覧の様に組み立てはとても簡単です。

ブランドロゴもかっこいいです( *´艸`)

組み立てたサイズは、直径13㎝に高さ15.5㎝と、非常にコンパクトです。

300mlサイズのシエラカップと並べるとこんな感じです。

直径20cm弱のフライパンを置くと、五徳にぴたりと乗るサイズなので、やはりソロ用にピッタリのサイズ感です。

続いて、分解収納です。

分解収納もとても簡単です。それぞれのパーツを順番で重ねるだけです。

組み立ての際は、土台のパーツの上に、炉部分のパーツを重ねましたが、収納時は反対に、炉のパーツの上から土台の部分を重ねます。

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すると、見事、綺麗に重なります。

続いて、ロストル部分を上から重ねます。

するっと入ります。

最後に五徳をひっくり返した状態で重ねます。

これで収納は完成です。

持ち上げる際にロストルが下にすべってくるため、持つときは注意が必要です。

手順は実に簡単ですね。

では、続いては、実際に火をいれた様子を見ていきましょう。

お湯を沸かして、ラーメンたべたり、子供と遊んだりと、色々と使ってみました。

我が家の使用した様子をご紹介します。

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【Field to summit】フレイムストーブを使ってみました

まずは、ラーメンを作った時の様子をもとに、火を入れる工程などの詳細を見ていきましょう。

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【Field to summit】フレイムストーブでラーメン

というわけで、実際に使ってみた様子をご紹介します。

まずは着火のための焚き付け作りからです。

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焚き付け用意。焚き付けは割りばし半分サイズくらいがちょうど良い

炉の中に入る枝や薪のサイズは、割りばしを半部に折った程度がちょうど良いサイズです。

炉からはみ出た部分が燃えると、そこからは煙が出るので、二次燃焼を起こすには炉内に収まる様なサイズに薪を割る必要があります。

割りばしの半分くらいのサイズ

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着火。炉内が深いため、長いライターが使いやすい。

着火のための方法は多様でしょうが、炉内の深さがあるため、最も下に着火剤を置いて着火する方法の場合は、チャッカマンの様な長いライターがあると便利です。

あるいは、着火剤とマッチが合体している着火剤などで、つけて放り込む方法も簡単でしょう。

FIRE LIGHTERS ファイヤーライターズ

ファイヤスターターなど手元で火口に着火する場合は、焚き付けを先に入れておくと邪魔になるため、火口についた火を炉にいれて、徐々に焚き付けを入れていくように、順番は考えた方がいいでしょう。

焚き付けに火が燃え移ったら、徐々に割っておいた薪をくべていきます。

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きれいに二次燃焼が生じる。確かに煙やにおいがすくない。

炉内の温度があがってくると、綺麗な二次燃焼の様子がみえてきます。

綺麗な炎も素敵ですし、確かに煙やにおいが少ないです。

当然でしょうが、ゼロなわけではありませんので、ご注意を。

では、調理の様子ににうつります(水を沸かすだけですが・・www)

火が安定したら、水を入れた鍋を五徳にのせます。

水を沸かしている間、いくつか注意点があります。

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薪の長さは割りばし半分サイズ。薪がはみ出ると、鍋が傾く
薪が長いと、五徳より上にはみ出る

追加する薪が長く、五徳以上の高さにはみ出ると、鍋が五徳に収まらず、傾きます。

追加の薪については、炉内の温度が高くなっていれば、ある程度太くても大丈夫でしょうが、長いのはだめですね。

続いての注意点は、

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薪の追加には、鍋をどかす必要がある
五徳と鍋の隙間はわずか

五徳と鍋の隙間がわずかなので、隙間から追加の薪を投入するのは難しいです。

薪の投入時は鍋を毎度持ち上げる必要があります。

さらにもうひとつ注意点があります。

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薪がすぐに燃えてしまうため、予備の薪をたくさん用意しておく

小さいサイズに薪を加工していくと、どうしても細くもなってしまうため、薪が燃えつきるのも早いです。

燃焼効率も高いため、お湯がわくまでもせっせと薪の追加が必要で、追加用の薪をたくさんこさえておく必要があります。

このように、薪の加工や、追加作業と色々と手がかかりますが、その分正直とても楽しいです( *´艸`)

いろいろと作業をしながら、お湯が沸くのを待ちます。

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400mlが沸騰するのに10分ほど

400mlの水を入れた鍋にフタをして、せっせと薪をくべる事10分。

お湯がぐらぐらとわきだしました。

しっかりした火力で、ぐらぐら沸きます。

あとはラーメンと具をいれて、数分待てば完成です( *´艸`)

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大変おいしくいただきました( *´艸`)

ただのチキンラーメンですが、手をかけながら作るのと、外飯効果とで、より一層おいしく感じます。

大変おいしくいただきました( *´艸`)

というわけで、調理までの様子をご紹介しました。

続いては調理後の後片付けについてです。

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後片付けや洗浄について

くべている薪も細く、燃焼効率も高いので、薪が燃え尽きるのは早く、燃え残りが少ないです。

そのため、片付けの手間はあまりかかりません。

冷めるのを待ち、中に残った灰や炭を捨てて、必要な際は洗浄します。

二次燃焼の焚火台は煤も少ないとされていますが、煤がつかないわけではありません。

調理した鍋は結構黒くなりました。

焚火台にも煤はつきますので、必要な際は洗浄します。

洗浄は一般的な家庭用食器洗剤で洗浄可能との事です。

さびにくいステンレスですが、錆びないわけではないので、しっかりと乾燥は必要です。

燃焼による焚火台への影響についてですが、ロストルや筒状の炉の部分など、変形はまったくありませんでした。

手に取りやすいお値段で、作りもコンパクトながら、しっかりした作りです。

ご覧のように、調理としてなどはソロ用として使い勝手の良いサイズですが、我が家のファミリーキャンプでは、子供用の焚火台としても活用しています。

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【Field to summit】フレイムストーブで子供と焚火を楽しむ

我が家では、子供と一緒に楽しむ焚火台としても活躍しています。

組み立ても簡単なので、小学生くらいなら容易に組み立てられます。

コンパクトサイズなため、火の勢いも大きすぎない点が良いです。

また、近くに落ちている小さい枝などが、そのまま燃料にちょうど良く、小さい枝拾いがとっても楽しい様で、サイト内での遊びの幅も広がります。

というわけで、実際に使用している様子をご紹介いたしました。

続いては、我が家が焚き火台を使用してみての感想をおすすめな点や注意点とにわけでご紹介します。

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【Field to summit】フレイムストーブの使用感想

まずは注意点から。

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【注意点①】市販の薪や枝を、適当な長さに折る作業が必要

一つ目の注意点は、薪を細かく加工する必要があるため、面倒に感じる方もあるかと思います。

加工が大好きな人にとってはおすすめな点になります。

ちなみに私は、薪を割るのが大好きなので、苦になりませんwww

続いてはの注意点は

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【注意点②】薪の追加投入の際は、鍋を持ち上げる必要がある

五徳と焚火台の間が狭いため、鍋をかけたまま燃料の薪を追加できません。

大した手間ではないのですが、これは意外に面倒に感じます。

おいたままくべる方が楽でしょう。

続いての注意点は、

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【注意点③】サイズとしてはソロ用サイズ

一人前のラーメンを作る鍋がちょうど良いサイズなので、軽く一品料理程度なら十分に活用できるでしょうが、本格的にファミリーキャンプ用調理などで使う場合は、小さすぎます。

以上が注意点として感じる点です。

続いてはおすすめな点についてご紹介します。

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【おすすめ①】フレイムストーブは軽量&コンパクト。持ち運びと組み立てが簡単・お手軽

こちらの製品の最大の特徴ともいえる部分ではないでしょうか。

重量は約340gで、さらに分解して重ねて収納できる構造が秀逸です。

二次燃焼焚火台として有名なのは、SOLOSTOVEシリーズですが、同じサイズの製品でも分解はできず、一つの円筒構造になっています。

そのため高さは倍くらいあり、その分かさばります。

組み立てと収納が簡単にできる点は手軽で魅力的だと思います。

Solo Stove 【ソロストーブ】 ソロストーブ・タイタン Titan

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【おすすめ②】フレイムストーブはリーズナブル

ソロストーブシリーズとの比較になりますが、同じサイズの二次燃焼焚火台としては、かなりリーズナブルな分類です。

¥2,390と、ソロストーブの1/5ほどです。

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【おすすめ③】フレイムストーブは燃焼効率が高く、着火が簡単

煙突構造のおかげで、燃焼効率が高く、着火が容易です。

簡単な点は、子供と一緒に作業をする上で、大切なポイントです。

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【おすすめ④】フレイムストーブはきれいに二次燃焼する。煙や煤は確かに少ない

リーズナブルだし、分解組み立ての構造なので、心配でしたが、しっかりと二次燃焼します。

二次燃焼焚火台特融の、上部空気穴から噴き出る筋状の炎がきれいに見えます。

煙や煤はありますが、普段使用している焚火台にくらべると格段に少ないです。

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【おすすめ④】フレイムストーブは子供にもちょうど良いサイズ感。いつもの焚火がさらに楽しい

組み立ても簡単ですし、コンパクトサイズなので、子供と焚火遊びをするのにちょうど良いです。

いつもの焚火台だと、炎の勢いも大きく、近づきにくいところですが、このサイズなら年中さんの娘も近くまでよれます。

炎が大きすぎると怖い

周囲にたくさん落ちているような松ぼっくりや枯れ枝がそのままちょうど良い燃料になるのもうれしいポイントです。

枝拾いが一層楽しくなり、サイト内での遊びの幅が広がります。

落ちている薪を探す娘

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まとめ

いかがでしたでしょうか。

【富士見産業:Field to summit】のフレイムストーブソロサイズについて、製品のスペックや外観、使用方法、ファミリーキャンプでの使用体験をもとにレビューをご紹介しました。

コンパクトに収納できて簡単組み立てで使用できる二次燃焼焚火台のフレイムストーブでした。

注意点やおすすめな点を振り返りますと、

【注意点】

  • 薪を適当な大きさに加工する必要がある
  • 鍋をおいたまま薪の追加ができない
  • あくまでソロ用サイズ

で、

【おすすめな点】

  • 軽量&コンパクト。持ち運びも組み立ても簡単
  • リーズナブル
  • 燃焼効率が良く、着火が容易
  • しっかり二次燃焼。確かに煙や煤が少ない
  • 子供にちょうど良いサイズ感で扱いも簡単

などでした。

リーズナブルでコンパクト構造ながら、きちんと二次燃焼も楽しめる焚火台で、我が家な購入して満足しています( *´艸`)

我が家の様に、

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  • 手軽に二次燃焼の焚火台を試してみたい
  • 子供と一緒に扱える二次燃焼焚火台が欲しい
  • 収納がコンパクトな二次燃焼焚火台が欲しい

なんと考えている方には、おすすめの商品だと思います。

Field to Summit フレイムストーブ

直径17cmとややお値段とサイズがアップしますが、鍋をかけながら薪をくべれるように工夫された商品も販売されており、こちらも魅力的です。

Field to Summit フレイムストーブ約φ17×h24cm

一方、

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  • ファミリーサイズの二次燃焼焚火台が欲しい
  • 大きな薪でもそのままくべれる焚火台が欲しい

という方には今回のソロ用サイズはむかない製品ですが、同じ【Field to summit】フレイムストーブでも、他にもサイズラインアップがあります。

同じように組み立てが簡単で、収納もコンパクトな点が特徴の製品です。

こちらもご覧になってみてください、

Field to Summit フレイムストーブ20Field to Summit フレイムストーブMAX MINI

以上です。

最後までご覧いただきありがとうございました。

こちらの記事が皆様の焚火台選びの参考になりましたら幸いです。

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