こんにちは(*´▽`*)
当ブログにお越しいただきありがとうございます。
今回の記事は焚火のマナーやルールについて書きました。
特にこれからキャンプを始める方にとって、キャンプ場でのマナーやルールなどは気になり、不安に思うことも多いでしょう。
こと焚火に関しては、火を扱うものですし、周囲への影響もありますので注意したいところです。
そんなマナーやルールについて、書籍や通年で月一キャンプに出掛けている我が家の体験をもとにまとめました。
ご覧いただければ、焚火のマナーやルールについての一般論と実際の現場での様子がお分かりいただけ、安心につながるかと思います。
よろしければ最後までご覧ください。
知っておいて安心。焚火のマナー&ルールと実際について
それでは、知っておくと安心できる、マナー&ルールと実際の現場の様子についてみていきましょう。
一般論として良く言われているものを、現場での様子を踏まえてご紹介します。
焚火の許可がある場所でする
当然のことですが、焚火をするにはもちろの土地の所有者の許可が必要です。
ファミリ―キャンプで利用するような有料のキャンプ場や、無料の場合でも利用客の多いキャンプ場の場合は、焚火を許可されている場所として間違いないでしょうが、それ以外の場所でキャンプ及焚火をする場合は、土地の所有者にきちんと許可を得ることが前提です。
焚火の許可が確認できたら、続いて守るべきものは利用施設のルールです。
利用施設のルールを守る
各利用施設ごとに定められた焚火に関するルールがあります。
有料キャンプ場の場合、ほとんどの施設で焚火に関してのルールが案内書やHpに書かれているので、そちらを守ることが大切です。
代表的なものでは、直火が禁止されていたり、足のある焚火台の利用がルールとして案内されています。
コールマン(Coleman) 焚火台 ファイアーディスク直火とは、その名の通り地面に直接薪を置くなどして焚火をすることで、地面へのダメージなどあるため、禁止されているところが多いです。
我が家が訪れたキャンプ場(北関東中心の高規格キャンプ場)では9割が直火禁止だったので、禁止しているキャンプ場が多い印象です。
訪れるキャンプ場HPなどで事前に確認しておくことをおすすめします。
続いて、ルールとしては明記されていたり、いなかったりとキャンプ場により差があったりするものの、書籍などで一般的なマナーとして良く言われている部分をご紹介します。
自然を大切にする(地面や周辺樹木)
キャンプ場や自然を大切にするのは、キャンプや焚火マナーの基本とされています。
焚火に関していえば、周辺の【樹木の保護】やキャンプ場の【地面(芝生の場合など)の保護】がこれにあたります。
樹木の保護
樹木の保護について、具体的には周囲に生えている樹木を薪のために勝手に切ることは許されませんし、マナー違反というよりは犯罪になりますのでご注意ください。
また、木のすぐそばで焚火をすることは、焚火の熱が遠い要因となり、木を枯らすこともあるのでNGとなり、できるだけ離れた場所で焚火をするのが安心です。
地面の保護
続いて地面の保護について、直火をすると、当然直下の植物が焦げて、枯れてしまいます。
また、足が低い焚火台(10cmほど)などで焚火をした場合でも、焚火の高温により地表の温度が上昇する事や、焚火台から落ちる火の粉や薪、炭などで、芝生が焦げたり、枯れたりする影響があります。
キャンプ場によっては足の着いた焚火台の利用のみならず、さらに焚火台の下に敷く木板が用意されていて、木板の利用をルール化しているところもあります。
焚火台の下にに敷くものの利用については、ルールとしている施設もありますが、施設ごとに異なります。
個人個人で行える対策としては、耐熱耐火シートの利用があり、キャンプ場でも利用されている方を多くみかけます。
コールマン(Coleman) 焚き火シート ファイアープレイスシート 約80×80cmサイト地面が芝生などでなく、砂利や土などの場合は特に不要だと思いますが、我が家の場合は、使用すると落ちた炭や灰の処理も簡単で後片付けがきれいにできるので、芝生でなくとも使用することが多いです。
火傷や火災がないよう注意する
火災や火傷などの事故がないように、注意することも、マナーとして大切な部分になります。
具体例をあげますと、
強風の時は焚火はしない
強風で火の粉が飛び散るような状況では、火災や火傷の危険が高いため焚火はできません。
キャンプ場のロケーションによっても風のふきつけ具合が異なるでしょうし、明確な風速の数値が定められているあるわけではありません。
焚火をしていて火の粉が飛びちるような場合や、周囲の様子などを見て総合的に判断することになりますでしょうが、無理は禁物です。
ヨーラー(YOLER) 大型風防板可燃性のあるものが周囲にないか確認
燃え広がるような危険がある場所での焚火は危険です。
たくさんの落ち葉や、自分自身の衣服、テントなどのキャンプギアなど、可燃性のものを近づけないよう注意が必要です。
ポリエステルや綿素材など、テントや衣服に使われている素材は良く燃えるため、近づきすぎると火の粉により穴が空いたり、火が付いたりする危険があり、火傷や火災につながる危険があります。
席を離れる時は消火がベスト
屋外なので何があるかは予測がつきませんし、席を離れる際は消火しておくのがベストです。
やむを得ず席を離れなければいけないことも起こりうると思います。
その際は、最低限なるべく火を小さくしたり、周囲に燃えるものがないか整理して、可能な限り短時間で用を済ませるようにします。
そういった緊急の際にすぐに消火ができるようにバケツに張った水や火消壺を用意しておくと安心です。
続いては消火にすいてです。
安全に消火する
消火については、薪が燃え尽きて消えるというのが理想です。
しかし、前述のように、緊急のタイミングもありますし、ちょうど終わりたい時間にあわせて燃え尽きるようにコントロールするのも、なかなか難しいものです。
ですが、早く消火したいからと言って、焚火に向かって水をかけるのはNGです。
勢いよく燃えている焚火台に水をかけると、大きな音や水蒸気とともに細かな灰が舞い上がるため、少なからず周囲への影響もありますし、焚火台に対しても急な温度変化によるダメージを与えてしまいます。
水を張ったバケツの用意があれば、火のついている薪を水にいれて消火する方法が安全で素早く消化が可能です。
我が家は火消壺を使用していますが、こちらは空気を遮断して消火する道具です。
大きな薪は入りませんが、こちらも速やかに消火が可能ですし、消火した薪や炭が、再利用できる利点があり、重宝しています。
グリーンライフ(GREEN LIFE) 火おこし兼用火消しつぼきれいに後片付けする
キャンプ界隈では【キャンパーが残してよいのは足跡だけ】や【来た時よりも綺麗に】などの言葉が良く聞かれ、キャンプサイトを綺麗に扱う事はグッドマナーとされています。
消火した炭や灰は、キャンプ場指定の灰捨て場に捨てるか、なければ持ち帰るかで、サイトをきれいにあとかたづけする事が大切です。
いわずもがなでしょうが、キャンプ場に埋めたり、撒いたりするのはNGです。
持ち帰らなければいけない場合は、十分に冷ますように注意する事と、燃えるゴミとして処分する事でしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
焚火のマナーとルールについてなるべく具体的にご紹介しました。
まとめると
- 利用施設のルールを守る事
- 地面や樹木など自然を大切にする事
- 火災やケガなど事故がないよう注意する事
- 安全に消火する事
- きれいに後片付けする事
などなどです。
以上の事を気にしていれば、キャンプ場で焚火をする際も特に大きな心配はいらないと思います。
なお、参考にした代表的書籍は以下の書籍です。
それぞれ、読みごたえがあり、勉強になります( *´艸`)
その他、焚火についてまとめた記事がありますので、あわせてご覧ください。
以上です。
最後までご覧いただきありがとうございました。
こちらの記事が皆様のお役に立ちましたら幸いです。
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