こんにちは(*´▽`*)
当ブログにおこしいただきありがとうございます。
今回はDIYに関する記事で、キャンプサイト内のレイアウトにも大切なラックについてご紹介しています。
子連れファミキャンは荷物も多く、キャンプサイトも細かい荷物でごちゃごちゃっとしやすいものですよね。
そんな時にあると便利なのがラック類です。
今回のDIYでは、大型ながら折りたたんで持ち運びもできるおしゃれなラックを作成したので、材料や工程、実際のキャンプサイトで使用した感想、一緒に使うと便利な道具などについてご紹介します。
よろしければ最後までご覧ください。
こちらの記事が皆様のお役にたちましたら幸いです。
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大きくて、おしゃれなラックをDIY。子連れキャンプにぴったり。
では、DIYしたラックについてご紹介します。
まずは完成したラックはこちら
完成したラックはこちらです。
天板サイズは約)横幅90㎝×奥行45㎝で高さが80㎝、天板が二つ利用でき、下の地面も利用すれば3段で使用できます。
収納トランク類とともに利用する事で、細かい小物類がすっきりとまとまります。
参考にしたのは、【ピジョンピークスのアカシアキッチンラック】です。
ビジョンピークス キッチンテーブル アカシア キッチンラック製品は、DIYしたラックよりも大型で、サイズが約)横幅110㎝×奥行40㎝で高さが80㎝ほどです。
ファミリーキャンパーなどの複数人数で、オートキャンプをする方々におすすめのラックです。
このタイプのラックは、構造がとてもシンプルで、DIYで作成するのに取り組みやすいラックだと思います。
では、材料や作成の工程を見ていきましょう。
材料&費用&工程について
まずは材料についてです。
我が家の作成した、2段のラックを作成するための材料をご紹介します。
材料について:足部分と天板部分と工具
全体的に、強度よりも、スマートな見た目と軽量化を意識して、細めの杉材を利用しました。
というのも、以前にも別タイプのラックを作成したことがあり、その際は同じ杉の材木でも、強度を意識して太い木材を使用して作りました。
すると、強度は良いものの、見た目がいまひとつというところと、重さが出てしまうというデメリットが生じたため、その反省を生かしてというところです。
では、材料の詳細です。
足部分の材料
杉材① | 長さ910×24×30mmが8本 |
杉材② | 長さ400×14×45mmが12本 |
ネジ | 軸細コースレッド3.3×30㎜が48本 |
金具① | 真鍮メッキあおり止め75mmが2個 |
金具② | ブラウン蝶番25㎜が4個 |
塗料 | ワトコオイル(ミディアムウォルナット) |
杉材①と②の位置は写真の様な感じです。
このように、杉材は二種類使用します。
杉材①は長い足部分に使用する杉材で、スマートさを意識しました。
ホームセンターに売っている910㎜の長さをそのまま使用したので、カットなどの加工はなしです。
次いで、こちらは杉材②です。
二本の足をつなぎ合わせる役割と、天板を乗せとなる部分です。
必要な長さは400㎜で、数は12枚ですが、ホームセンターでは910㎜の板しかなかったので、6枚購入し、購入後カットしました。
こちらもスマートさを意識して、厚みや幅をひかえめにしました。
以上の二種類の杉材を使用し、写真のように組み合わせていきます。
組み合わせるにはネジを使用します。
木材の厚みを考慮し、突き抜けない長さのものを選びました。
今回は13㎜の板を24mm幅の木材に固定するので、長さ30㎜程度のネジにしました。
また、打ち込んだ際に板と板とを密着できる【半ネジ】にしています。
色も木工に馴染むように茶色系にしました。
組み立ての工程は後述します。
金具類は、【あおり止め】と【蝶番】が必要です。
【蝶番】は足部分の折り畳み構造のために使います。
【あおり止め】は、足が開いたときに、それぞれの足が均一なちょうど良い幅に止めるために使います。
こちらのラックの構造の場合は、足の開く幅により高さが変化するため、二つの足場の開きが均一な必要があります。
その他に、塗料も必要です。
今回は【ワトコオイルのミディアムウォルナット200ml】を購入しました。
塗料を使用する事で、色味もおしゃれになりますし、木材の保護にもなります。
これで足部分の材料はそろいました。
続いて天板です。
天板部分の材料
天板① | アカシア集成材天板900×400×15 |
天板② | アカシア集成材天板900×300×15 |
塗料 | ワトコオイル(ミディアムウォルナット) |
天板には、厚みが15㎜で長さが900㎜のアカシア集成材を使用しました。
どちらもホームセンターで購入しました。
アカシア集成材 棚板つぎはぎの様な見た目が、素敵です。
天板①は最上部の天板です。
奥行を400㎜にすることで、足部分の奥行とぴったり合い、足パーツの上部がはみでません。
続いて、天板②は中段もしくは下段にはいる天板です。
足パーツの間に入る天板なので、最上部より奥行が小さい必要があり、300㎜としました。
色味を合わせるためにも、天板にもワトコオイルを使用します。
天板はそのまま乗せるだけなので、塗料を塗る程度で、特別な加工は不要です。
続いて、必要な工具です。
工具
マキタ インパクトドライバ材木は購入するホームセンターなどで、必要な寸法に加工しておけば、切る為の道具類は不要です。
必要となるのは【電動ドライバ】や【通常のドライバ】、【メジャー】、【鉛筆】、【サンドペーパー】程度です。
ドライバーはネジを打ち込むのに必要ですし、メジャーや鉛筆は、目印をつけるのに使用します。
サンドペーパーは粗目(#40~#100)で木材のバリを取ったり、面取りをします。
次いで、中目(#120~#240)を塗料を塗る前の下処理などに使用します。
電動ドライバ以外は、百均や家にあるもので充分間に合います。
必要な材料はこれで全部なので、続いて費用をご紹介します。
費用について
杉材①×8本 | \1,000 |
杉材②×12本 | ¥600 |
アカシア天板① | ¥1,800 |
アカシア天板② | ¥800 |
アオリ止め | ¥300 |
蝶番 | ¥400 |
ネジ | ¥300 |
ワトコオイル200ml | ¥1300 |
合計 | ¥6,500 |
こちらは、工具を除いた費用です。
想像より塗料と天板に値段がかかり、総額で¥6,500程度かかりました。
参考にした既製品に比べると半額程度ですが、もう少し安く抑えたかったです・・・。
では、組み立てる工程を見ていきましょう。
工程①:まずは木材の下処理です。
まずは、粗目(#40~#100あたり)のサンドペーパーで、木材の面取りやバリをとります。
子供達も触る道具になるので、棘や角はしっかりとっておきたいですね。
その後、後々塗装を施すため、中目(#240)のサンドペーパーでも表面を磨いておきます。
下処理が終わったら、パーツの組み立てです。
工程②:足部分のパーツをくみたて
まずは足部分のパーツを組み立てる工程からです。
細長い杉材①を2本並べて、薄い杉材②で間をつなぎ、梯子の様な状態にしていきます。
まずは、つなぐ場所をそろえるために、細長い杉材に薄い杉材を付ける位置をマーキングします。
これが、上段、中段、下段の位置になります。
我が家の場合は、上段は上端、中段(足から450㎜)、下段(足から100mm)の3か所にしました。
このバランスにすると、写真の様に、中段にやや背の高い収納箱、下に直置きのトランクカーゴ系の箱などを置くことができます。
印をつけた位置に、杉材②をあわせ、ネジで固定します。
2箇所くらい打つと、固定性も良好です。
上段、中段、下段と固定していくと、梯子の様なパーツができあがります。
同様の工程で、このパーツを4つ作成します。
続いて・・・
工程③:蝶番でパーツをつなぎ、あおり止めをつける
梯子の様なパーツのふたつの上端を丁番でつなぎます。
蝶番でつなぐ際は、丁番の表裏がありますが、どちらでも、機能的に問題はないと思います。
我が家の場合は、凸部が内側に入るようにしました。
丁番のねじはとても小さく、電動ドライバでは難しいため、手動のドライバを使用します。
同様の工程で、2か所固定します。
次に、あおり止めをつけます。
あおり止めを付ける事で、2つの足パーツの開く角度が一定になり、高さの均衡がとれます。
今回使用したあおり止めは長さ75mmです。
足の中央に設置した時、ちょうど良い位置になるのは、上端から190mm辺りでした。
以上の工程で、丁番とあおりどめを設置すれば、足部分の完成です。
実に簡単でしょう・・・。
続いては塗装作業です。
工程④:塗料を塗る
完成した足と天板に塗料を塗っていきます。
塗装する部分は全体で、足部分が2脚と、アカシア天板2枚です。
ワトコオイル200mlを使用しましたが、200mlでは足りませんでした。
無理くりなんとか一度塗りができるくらいだったので、きっちり重ね塗りなどしたい場合は、倍以上の容量が必要です。
ワトコオイル ミディアムウォルナット W-12 1Lワトコオイルに書いてある手順に沿って、塗り、乾燥させれば完成です。
塗りたてや乾燥中は、結構塗料のにおいがするので、風通しの良い場所で行うこととと、保管場所にご注意ください。
部屋が結構オイル臭くなりましたwww
というわけで、塗装が乾けば、足部分に、天板を乗せて完成です。
天板に重さがあるので、乗せるだけでも結構安定感があります。
続いて、キャンプで使用してみた感想と作って使ってみた感想とをご紹介します。
キャンプで実際に使用した感想とDIYしてみた感想
キャンプで実際に使用した感想からご紹介します。
まずは、注意点のようなものから・・・
背が高いため、テント内で使う場合は、テントを選びます。
背も高く、大きめのラックです。
2ルームテントのリビングスペースで使用するにも、空間の広いテントでないと置きにくいでしょう。
ワンポールのような、テントの幕面が上から斜めになっているテントだと、上部が圧迫されるせいで、外側ギリギリに置けないため、デッドスペースができやすいです。
続いて、
大きさがあるため、収納や運搬のことも考えておくと良し
折りたためるとは言え、収納時サイズは大きいです。
自宅での収納の事や、移動時の運搬のことも考えておく必要があります。
パーツがばらけるのも問題なので、運搬にも収納にも専用の袋があると便利で、我が家では、参考にした【ピジョンピークスアカシアラック】用の収納バッグを購入して使用しています。
サイズが異なり、両サイドが多少ガバガバしますが、まずまず満足のいく使い勝手です。
[ ビジョンピークス] キッチンラックテーブルケース収納や運搬に必要なスペースについてですが、車載した様子はこんな感じです。
結構なスペースをとりますが、隙間を活用すればうまくはめ込めます。
我が家の場合は、縦置きにすればちょうどよい具合におさまりました。
続いては、ラックのおすすめポイントです。
荷物がたくさんおけて便利、テント内スッキリ
ごちゃつきやすい荷物類がたくさんおけて便利です。
地面に直置きするには不安なボックス類や、食材などを置いておくのに便利です。
ラックがあるとテント内がすっきりして助かります。
参考にしたピジョンピークスの製品はキッチンラック&テーブルなので、こちらも天板上での調理も可能です。
天板も載せただけですが、結構安定感があります。
収納道具類と一緒に使用することで、こまごまとした小物類がまとまって重宝しています。
一緒に使うと便利な収納道具達もご紹介
ワットノット収納コンテナ
WHATNOT(ワットノット) 収納コンテナ サンドワットノットの収納コンテナは、アウトドアユースに適した汚れやダメージに強いタフな仕様と、お手頃なお値段が魅力的なコンテナです。
容量も結構入って、なかなかに使い勝手が良いです。
続いて、
オレゴニアンキャンパー・モールドキューブ
モールドキューブおしゃれな収納バックで人気のオレゴニアンキャンパーのモールドキューブです。
こちらもなかなかの容量のある軽量バッグで、天板や箱の壁面が厚手になっており、ランタンなどの背の高いアイテムを守って運べる収納バッグとして重宝しています。
他にも
無印良品ポリプロピレン頑丈ボックスやトランクカーゴ
GORDON MILLER STACKING TRUNK CARGO 30L収納ギアとしては有名なところですね。
無印良品のポリプロピレン頑丈ボックスやトランクカーゴなどもとても重宝しています。
ダメージや汚れに強く、防水性も高いため、地面直置きでも中の荷物が濡れたり汚れる心配はありません。
ハードに使える為、大変重宝します。
無印良品の場合は、カラーがホワイトですが、何より安いのが魅力です。
よろしければこちらの記事もご覧ください。
以上のような収納道具類と合わせて使う事で、テント内はよりスッキリとします。
続いては、作って、使ってみた感じた総括の様な感想です。
参考にした既製品もなかなかにコスパが良いのでは・・・?
ビジョンピークス キッチンテーブル アカシア キッチンラックDIYすると、結構な頻度で思い至る感想です。
今回の場合は、既製品と特に違う点はこちらです。
- メーカー、販売店から購入という安心感
- 天板サイズが110cmと、20㎝ほど大きい
- あおり止めの金具が頑丈そう
- お値段は¥11,000
DIYの魅力の一つは値段の安さですが、今回のラックで考えると、そこまでお安くできなかったのでは・・・というのが正直な感想です。
作成したラックのサイズなら、半額近くで済みましたが、仮に、天板サイズを既製品に合わせて大きくようとすると、今回の予算にプラス¥2,000~¥3,000されてきます。
さらに、その分十分な塗料も追加となると、さらに追加で費用がかかり、既製品とあまり変わらない費用がかかってきます。
ほぼほぼ変わらないお値段をだすのであれば、当然販売店での購入が安心だろう・・・と、作ってみて、使ってみて感じましたwww
まとめ
いかがでしたでしょうか。
子連れファミリーキャンプで活躍する、大きく、おしゃれなラックのDIYについてご紹介しました。
シンプルな構造と作業工程で、おしゃれで便利なDIYラックが作成できました( *´艸`)
DIYとなると、完成度や強度などの不安はつきものですが、安さと自由度の高さと、何より作る楽しみというのは魅力的な点だと思います。
ファミキャンで活躍間違いなしのラックです。
DIYでも既製品でも、ご興味持たれた方はチェックしてみてはいかがでしょうか。
以上です。
最後までご覧いただきありがとうございました。
こちらの記事が皆様のお役にたちましたら幸いです。
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