こんにちは(*´▽`*)
当ブログにお越しいただきありがとうございます。
さて、ハンモックはお好きですか?晴れた屋外で、ハンモックに揺られながらのんびりとした時間を過ごす・・・我が家は、ハンモックが大好きです(#^^#)
しかし、ハンモックは、適当な間隔に生えた丈夫な樹木など、両側に固定するものが必要です。
ファミリ―キャンプでよく利用するオートキャンプ場ですと、そう都合のいい場所はなかなかないため、手軽とは言えません。
そこで、そんな適当な樹木がなくてもハンモックを楽しめる方法として、自立式ハンモックスタンドやワンサイドスタンドなどの商品があります。
樹木が無くてもハンモックが楽しめる便利なハンモックスタンドですが、今回は、ワンサイドハンモックスタンドをDIYし、使用した体験をご紹介したいと思います。
ご覧いただければ、ワンサイドハンモックスタンドのDIY方法や使用体験からのオススメな点と注意点がおわかりいただけます。
よろしければ最後までおつきあいください(*´▽`*)
皆様の参考になりましたら幸いです。ご笑覧ください。
ハンモックスタンドの種類について
我が家が調べた中では、自立式ハンモックスタンドとワンサイド型と二つがあるようです。
自立式ハンモックスタンド
ハンモックとハンモックをつるすスタンドがセットになっているものです。
固定する樹木を必要とせず、スペースさえあれば、どこでもハンモックを楽しめるというものです。
大きさはあるものの、収納・運搬ができるようになっています。
価格は、安価なもので約¥5,000~あり、¥8,000~が多いようです。
LifeFair ハンモック 自立式スタンドセットワンサイドハンモックスタンド
一方、ワンサイドハンモックスタンドは、その名の通り、スタンドの片側だけの製品です。
片側は固定できる樹木などを必要とします。
自立式よりは、軽量になり、持ち運びやすくなります。
価格は約¥5,000ほどです。ハンモックは付属しませんので、自立式より高く感じます。
ワンサイドハンモックスタンドというわけで、運搬できるハンモックスタンドが2種類ありますが、自立式は重く、大きいのが難点、ワンサイドは値段が高い印象などなど、気になる点があります。
検討した結果、我が家では、ワンサイドスタンドを自作することにしました。
理由は、①ハンモック本体はすでに持っていた。②自立式は重く運搬が大変そう、③ワンサイドスタンドは買うには値段が高く感じた。④ワンサイドスタンドのDIYが簡単そうだった。といったところです。
ワンサイドスタンドDIY方法について
といわけで、作成方法についてご紹介します。
材料
必要な材料を紹介します。
- ボルト
- アイナット
- ワッシャー×2
- カラビナ
- 幅・奥行40mm程、長さ1800mmほどの木材×2
- 木材の下準備用に木工用サンドペーパー、劣化防止の塗料
- ロープ
- ペグ
以上が、材料として必要になってきます。
アイボルト、アイナット、カラビナ、ワッシャー
ロングアイボルトを使用。ボルト径は10mm、長さは100mmの物を使用しています。
長さは二本の角材を貫通させ、そのあとアイナットで締める必要があるので、角材二本の厚み+ナット固定部を合計し、100mmのものにしました。
アイナットは、ロングアイボルトの径と同じものを使用します。垂直吊りで150kgの耐荷重強度がある様です。耐荷重については、ホームセンターの陳列棚か商品タグに記載がありました。
カラビナは、耐荷重表示のあるものを選択しましょう。
使用者の体重にもよりますが、やや重めにカバーできるとベターだと思います。ただ、耐荷重量が大きくなるにつれ、ものも大きくなったり、あるいは値段が上がります。使用体重と予算との兼ね合いで判断すると良いかと思います。
ワッシャーは、アイボルトが通るものを2個用意します。
木材
適当な長さ、太さの角材を2本用意します。
市販されているワンサイドスタンドはパインウッドを使用している様なので、参考にして我が家では赤松の角材を利用することにしました。
長さについても市販品を目安に選択しましたwww
ホームセンターに40mm×35mm×1700mm程度の赤松の角材が丁度あったので、そちらにしました。強度もまずまずあり、扱いやすい太さかと思います。
残念ながら、赤松で強度が十分なのか、明確な根拠はありません。ただ、市販のものがパインウッドであったという点と、実際使用してみて今のところ折れる様子がないといった点しかお伝え出来ません。
強度をあげるため、広葉樹などをさがすと、それだけ値段が上がっていきます。そのため、こちらも予算との兼ね合いで、判断していただけるといいかと思います。
サンドペーパーとハンドサンダー
100円均一のサンドペーパーとハンドサンダーのセットです。
木材の表面を滑らかにするために必要です。
ロープとペグ
テントなどで使用している、ガイロープなどが強度もありおすすめです。
ペグはペグ本体の強度も必要ですし、土に打ち込む深さも必要です。
我が家では普段から30cmのスチールペグを使用しているため、それを使用していますが、一本だと場合によってはスポーンと抜けてしまう事があります。
固定強度を強くするために、ロープとペグを2本使い固定する場合もありますが、2本での固定は思いのほかやりにくいので、40cmほどの長めのペグがあった方が楽です。
ここまでの材料費
塗料や工具を除いた材料費はおおむね¥2000〜3000程ですが、当然選ぶ材料により値段は変わります。あくまで参考値としてお考えください。
作成の工程
木材の加工1 切断と穴あけ
木材を購入し、ホームセンターで加工してもらう、工具がある場合は自分で加工しましょう。
家に電動ドリルやのこぎりなどの道具がない方は、ホームセンターで必要な加工をしてもらうことをお勧めします。ホームセンターにより取り扱っている加工に違いがありますので、事前に確認する必要があります。
近所のカインズでは、資材館にカインズ工房とういのがあり、電動工具の使用が無料でしたが、他のホームセンターでは有料の切断しかやっていないところもありました。資材を購入する前に、確認しておくことをお勧めします。
必要な加工は、希望の長さに切断する事と、アイボルトを通す穴をあけることです。
角材の長さを1500~1700mmほどに切る。角材の一端から10cmほどの中心に、購入したアイボルトが通るほどの穴をあけます。穴が大きすぎるとがたつく原因になるため、アイボルト直径と同じが良いでしょう。
我が家は、アイボルトと同じ径のドリルを買うのをケチって、小さいドリルで代用したため、いびつになってしまいました・・・www( ;∀;)
まぁ、なんとか使えています。
木材の加工2 表面加工
木材の面取りや、表面の加工をします。購入したままの木材は、表面がギザギザしていたり、とげがでていたりします。手にとげが刺さったりしないように、また塗装の下準備として加工します。
サンドペーパーを使用し、角をとり、表面を滑らかに仕上げます。研磨は粗いものから始め、段階的に細かいものを使います。サンドペーパーは粗いものは低い番号で、細かいものになるほど数字が大きくなります。木材だと、80番ほどから120番で下研磨を行い、240番と仕上げていくとよいでしょう。
木材の加工3 塗装
木材保護のための塗料を塗ります。我が家は予算の関係上、割愛しています。
組み立て
木材2本を、穴の部分が合うように重ね、ワッシャーをおいてネジを通します。反対に通ったら、ワッシャーを入れ、アイナットで締めます。片側にカラビナをつけて完成です。
ワンサイドハンモックスタンドの設置方法
ワンサイドスタンドは、もう片側には固定するものが必要となります。十分な太さの樹木などを利用し、設置していきます。
樹木を利用する場合、使用する樹木の樹皮を守るため、タオルやクッションを樹皮にまき、その上にハンモックをつなげるバンドをまき、ハンモック本体をつなげます。
※キャンプ場などで利用する場合は、樹木を利用していいか事前に許可をとりましょう。
反対側にワンサイドスタンドをひろげA型にします。
アイボルトかアイナットのわっか部分にハンモックの端をつなげます。
引っ張りすぎるとハンモックがピンと張ってしまい、乗れなくなってしまいますし、ハンモックが緩みすぎると、乗った時に地面についてしまいます。
ハンモックのたわみを考慮して、やや高めなあたりに調整します。
次に、スタンドの残ったわっかに、地面に固定するロープを結び付け、地面にひきPEGで固定します。
我が家では、地面固定側にカラビナをつけています。もやい結びしてあるロープの輪っかをカラビナにそのままつなげられるので便利です。
強度を強くする場合は、ペグの本数を増やすか長いペグを使用します。
我が家は30cmの長さのスチールペグを使用していますが、一本の固定では、たまに抜けます。
使用中に抜けると、怪我の要因ともなるため、強度は確認したいです。
※地面の状況により、固定力が異なってくるため、設置した際は必ず大人が乗ってみて、確認したいですね。
ワンサイドハンモックスタンドの使用感想
出来栄えはまずまず、使用感も満足していますが、そもそもな難点があります。
ワンサイドスタンドを作るという選択肢は、万人向けではなさそうです。
おすすめな点と注意点をあげます。
注意点について
いつでもどこでもではない
子連れキャンプな我が家は、オートサイトの利用が中心です。
林間サイトなどでない限り、多くの場合、宿泊するサイト内に適当な樹木はそんなに生えていません_(:3 」∠)_
たとえ生えていたとしても、樹木の利用は、キャンプ場に許可を乞う必要もあり、利用を禁じている施設もあります。
作る前にはあんまり考えていませんでした(;’∀’)
作ったはいいものの、ワンサイドスタンドの出番は年間10泊くらいのうち、2~3回くらいですね( ;∀;)
自立式スタンドなら、スペースさえあれば使えますので、もっと気軽に楽しめそうです。
持ち運びに難
軽いですけど、長いです。
市販のワンサイドスタンドは、半分にして持ち運べる様に加工されていますが、強度を損なわずに自作する自信がなかったためと、材料費がかさむため断念し、長いまま使っています。
車移動なので、問題はありませんが、長いことは長いので、保管にもかさばりますし、持ち運ぶ時もかさばります。
何もないところからはじめると高くつく
我が家は、もともとハンモック本体や、テントロープ、長いスチール製のペグを持っていたので、材料費を安く抑えられましたが、それぞれを新規に購入するくらいなら、セットになっている自立式ハンモックスタンドの方がお得です。
おすすめな点
注意点からあげましたが、我が家は満足しています。
そもそも作ってみたい好奇心もありましたし、毎回出番があるわけではありませんが、林間キャンプ場では結構活躍しています。
というわけでおすすめな点はこちらです。
作るのが楽しい
材料を選んだり、加工したり、組み立てたり、作る過程が楽しいのはDIYの醍醐味ですね(*´▽`*)
また作ったものに変な愛着も沸いて、大事に使いたくなりますwww
軽い
長いものの、めちゃ軽いです。
樹木一本で設置できる
適当な樹木が一本あれば利用できます。
レイアウトはしやすい
使える樹木があれば、そこを軸に360°どの方向にも設置できるので、レイアウトはしやすいです。
何より景色が気持ち良い
ゆらゆらと空を眺めるのは、とても気持ちが良いです。
子供が喜びます
実際に乗っている時間はそんなに長くありませんが、子供たちは喜びます(*´▽`*)
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ハンモックスタンドについてと、ワンサイドスタンドのDIY方法や設置方法、使用感想をまとめました。
林間キャンプ場であれば、ほぼ使用できますが、毎度ではありません。
何もないところから用意する事を考えると、重量はあるものの市販の自立式ハンモックスタンドも魅力的な選択肢だと思います。
スペースさえあればどこでも設置できますし、ハンモック本体もセットで安価な値段のものもあります。
DIYはDIYで作る楽しみもありますし、作った後愛着がわいて、それも楽しみの一つでしょう。
ご興味ある方は是非トライしてみてください(*´▽`*)
以上です。
最後までおつきあいいただきありがとうございました。
我が家の体験が、ハンモックにご興味のある皆様の一助になりましたら幸いです。
ではまた。
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