こんにちは。焚火大好きすべきゃん(@camping_for)です。
さて、こちらの記事では、ハイランダーの新作焚火台【六花】の使用レビューをまとめました。
人数の多いファミリ―キャンプ、移動が車とはいえ、荷物が大きく重いのはストレスですよね。
とにかく荷物が多いいんよ・・・
そんな負担の解消を目的に、コンパクト収まるおしゃれな焚火台「ハイランダーの【六花】」を仲間に迎えました。
【六花】は、グループ利用も可能な大判なサイズにも関わらず、バックパックに収納できるほどコンパクトに収納できる点が特徴です。
収納サイズは、厚みは1㎝で大きさは「A4用紙」より少し大きいくらい。
さらに、広げた形状はおしゃれな6角形で、焚火を囲む時間をゆたかなものにしてくれます。
我が家の子連れファミリーキャンプで使用してみたところ、家族で焚火を囲むにもちょうど良いサイズですし、収納運搬が容易で、焚火関連の荷物がかなりすっきりしました。
記事の中では、そんな【六花】について、製品の特徴と、我が家の子連れファミリーキャンプで使用した体験をもとにレビューをまとめています。
Hilander(ハイランダー) 焚き火台 六花よろしければ最後までご覧ください。
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ハイランダー六花の概要
まずは立花のスペックから見ていきましょう。
ハイランダー【六花】のスペックや外観
素材 | 本体、ロストル、ゴトクはステンレス 収納袋は600Dポリエステル |
サイズ | 本体:約W38×H22×D44cm ロストル:約W16.7×D14.5cm ゴトク:約W43×D7cm |
収納サイズ | 約W35×D24×厚さ1cm |
重量 | 約2.4kg |
耐荷重 | 5Kg(ゴトク) |
附属品 | 専用ゴトク、専用ロストル、収納袋 |
焚火台素材はすべてさびにくく、強度のあるステンレスです。
部品はすべて収納袋におさめられ、収納サイズは厚み1㎝の大きさはA4サイズ程度です。
組み立てると6角形の形状になり、W38㎝×H22㎝×D44㎝のサイズになります。
一般的に市販されている薪をそのままくべられる大判サイズです。
続いては【六花】の特徴を見ていきましょう。
ハイランダー【六花】の特徴
特徴①:畳むとバックパックにも収まるコンパクト設計
最も特徴的な部分は、そのコンパクトな収納サイズです。
附属の収納袋に本体、ロストル、ゴトクのすべてがおさまり、コンパクトです。
重量は約2.4Kgで、持つとややずっしりとした感じはありますが、大きさはA4サイズの用紙程度で、コンパクトです。
続いて、広げたサイズも特徴的です。
特徴②:コンパクトながら、大きな薪もはいる焚火台
収納はコンパクトでも、広げると一般的な市販の30㎝~40㎝程度の薪がそのまま入る大判サイズです。
大きな薪をそのままくべる事ができ、焚火を楽に楽しめます。
その大きさや形状から、こんな特徴もあります。
特徴③:六角テーブルとの相性が良い焚火台
家族やグループで焚火をする際に使用する、六角テーブル(ヘキサゴンテーブル)にピタリとはまり込む形状です。
六角テーブル(ヘキサゴンテーブル)と一緒に使用すれば、さらに豊かな焚火時間となりますね。
続いて、シンプルな組み立て方も特徴的です。
特徴④:組み立て方はシンプル簡単
本体となる6枚の板を、ひとつずつ組み合わせていきます。
板の突起部分を、組み合わせる板の穴に組み合わせます。
一枚ずつ組み合わせていき、最後に1枚目の板と6枚目の板を組み合わせて完成です。
最後の6枚目の板と最初の板を組み合わせる際には少しコツが必要で、ハイランダーの動画が参考になります。
続いての特徴は、付属する専用ロストルと専用ゴトクについてです。
特徴⑤:置き場所が調整できる専用ゴトクとロストル付き
付属品として、専用ゴトクとロストルがあります。
まずゴトクは細長いコの字型のステンレス2本を組み合わせます。
組み合わせると、焚火台をより少し長いのゴトクになります。
本体の上端部にあいたスリットに、ゴトクの端をいれて使用します。
大きな薪をくべる際は、ゴトクが中央にあると、上においた調理器具と薪がぶつかり、うまくのりません。
状況にあわせてゴトクの位置が調整できるのは便利です。
ロストルは、雪の結晶をモチーフにした、風通しの良い機能的なデザインが採用されています。
通気性の効果か、使用する際も薪の燃焼に気になる点はなく、良く燃えます。
続いては片付けについて。
特徴⑥:片付けも洗うのも簡単
焚火を燃やした後の片付けも簡単です。
燃えきった灰は焚火台の底にたまるので、そのまま運搬し灰捨て場に捨てれます。
焚火台の洗浄については、本体を分解すれば、6枚のプレートの状態になります。
厚みもしっかりあるプレートなので、洗浄が容易です。
さらに収納も簡単です。
特徴⑦:専用収納袋も付属
専用の収納袋が付属し、汚れていてもそのまま運搬が可能です。
もちろんロストルとゴトクもまとめて収納でき、すべてを収納しても厚み1㎝程度でコンパクトです。
というわけで、六花の特徴や概要についてご紹介しました。
Hilander(ハイランダー) 焚き火台 六花続いては、我が家が子連れファミリーキャンプで使用した感想をもとにレビューをまとめました。
ハイランダー六花をレビュー
4人家族な我が家が、いつものキャンプで六花を使用して感じた点から、どんな方におすすめな焚火台かご紹介します。
まずは、向かない人から
調理がしやすい焚火台を求めている方には不向きかな・・・
焚火台で色々な調理がしたいとい方には不向きな焚火台だと思います。
理由はこちら
五徳の耐荷重は5kgと、重くて大きい調理器具はつかえない
ゴトク耐荷重が5kgです。
本体耐荷重は不明ですが、ロストルも薄いつくりのため、耐荷重以上の調理器具は使えないと思います。
我が家が、2.4kgのダッチオーブンに石焼き芋用の石と芋を入れ(合計4Kgほど)、調理をしてみた印象としても、重たい調理器具を乗せる際は、安定性含め注意が必要でした。
重いものを調理したい場合は、トライポットや焚火スタンドなどを別途用意する必要があります。
他にも調理してみて感じた点としては、
薪とゴトク上の調理器具がぶるかる
形状により仕方のない点ですが、調理の際は上にはみ出た薪が調理器具にぶつかりやすいです。
熾火の状態や炭での調理であれば、ゴトクを中央において調理できるため、重さが許せば直径40㎝までのものがおけます。
しかし、薪をくべながらとなると、ゴトクは端側の配置になり、せいぜい20㎝程度の鍋底サイズの調理器具がいっぱいです。
さらにこんな点にも注意が必要です。
重たい調理器具を置く場合は、バランスに注意
重量のある調理器具を端に置く場合は、不安定になるため注意が必要です。
倒れる事はありませんでしたが、お湯の入った薬缶や大きめの調理器具などは中央に置くのが安全でしょう。
他に
専用の網は付属しない
専用の焼き網などが付属する焚火台がありますが、こちらは焼き網は付属しません。
以上のように、焚火台でもいろいろと調理を楽しみたいという方には不向きかもしれません。
調理がしやすい焚火台ではないですね
調理はそこまで気にしないという方で、こんな方にはおすすめです。
家族で楽しめる大きさで、コンパクトな焚火台が欲しい方におすすめ
大判サイズながらコンパクトな焚火台が欲しいという方にはおすすめの焚火台です。
コンパクトで焚火関係の荷物すっきり
A4サイズ程度と、とてもコンパクトになるため、焚火関連の道具類をまとめて収納できてスッキリしました。
我が家の場合は、「ワットノットのワンタッチバケット」に焚火関連道具をまとめて収納していて、ひとまとめになると、スッキリして運搬も収納も気持ちが良いです。
ワンタッチバケットのレビューはこちら
ワットノットのワンタッチバケットの大きさは、幅36cm x奥行25㎝x 高32 cmで、薪やマキワリキ、火ばさみや耐熱シートなどと一緒に、【六花】もすっぽりと入ります。
ひとまとまりになると収納運搬がスッキリしますよね
コンパクトでスッキリなのに、ファミリーでも焚火が楽しめる大判サイズという点もおすすめです。
家族で焚火を楽しむにも十分なサイズで形もおしゃれ
家族で楽しむのに小さすぎることもなく、みんなで焚火を囲み楽しめるサイズです。
ヘキサゴンテーブルと組み合わせれば、グループや家族での利用がより楽しめそうですね。
ハイランダープライウッドヘキサゴンテーブルまた、使用感も問題ありません。
良く燃えるし、組み立てや片付けも簡単で使い勝手は良い
メーカーオンラインショップのネガティブな口コミでは、「不安定」、「焚火中にばらけた」や「プレートがゆがむ」、「ロストルが薄い、ずれる」などのレビューがあります。
確かに不安定な印象はうけますが、大きく使用に支障になるような点はありませんでした。
焚火の最中にばらけるのは怖いので、組み立ての際にはしっかり組み立てるよう注意してます。
とはいえ、6角形のおしゃれな形状で、薪も良く燃えます。
組み立てや片付けも簡単なため、使用していても面倒に感じるところはあまりありません。
使い勝手の良い焚火台だと思います。
Hilander(ハイランダー) 焚き火台 六花続いてはハイランダー六花の口コミや評判について紹介します。
ハイランダー立花の口コミ・評判
【ハイランダー立花】の口コミ・評判について良い口コミと悪い口コミを紹介します。
ハイランダーをブランド展開しているアウトドアショップナチュラムの口コミを引用しています。
まずは良い口コミから紹介します。
良い口こみ・評判
すごく使いやすいです。組み立ても難しくなく、薪も割らずにそのまま使えるので便利ですね。多少重いですが、安定感があり、永く使えそうです
ナチュラム
地面を熱から守るために用意したスノコ+バンドック製焚火シート(断熱用)+ガラス繊維焚火シートできっちり水平を作って利用しました。 組み立てや収納も簡単で使用後のひずみも水平な場所を作って使ったためかほぼありませんでした。使用感もキャンプ場で売っている35cm~38cm くらいの薪もそのまま投入出来て薪割りの手間が少なくていい感じです。 付属のロストルは細身で頼りなかったので、別の焚火台から似たようなものを2~3個持ってきて複数同時に利用する事で安心して料理する事が出来ました。
ナチュラム
サイズはとてもコンパクトですが、少し重いのでバックバックキャンプには不向きだと感じました。組み立てたスタイルはとてもカッコよく焚き火心を擽ります。燃焼効率もとても良くガンガン燃えてくれます!! 一軍入り間違い無いですネ? 永く付き合っていきたい相棒になりました。
ナチュラム
かっこよさや組み立てやすさ、大きな薪もくべれる点などに高評価があつまっています。
続いては悪い口コミを紹介します。
悪い口コミ・評判
市販薪をそのまま入れて大きな炎を楽しめます。燃焼効率が良く、きれいな灰になります。 4回ほどの使用で3枚くらい反りが出ています。 ロストルもすぐに歪みますがこちらは手で簡単に修正できるので問題無し。残念なのは結合部分の引掛け部の先が使用するたびに曲がり、分解時に穴から抜くのに苦労します。使用後毎回ハンマーで叩いて修正してます。
ナチュラム
見た目が格好良かったので購入しました。 使ってみると、先人が言うように、ロストルが貧弱で熱でバラけて、スキレットなど乗せていると、焚き火台ごとひっくり返ります。 荷物になりますが、ロストルだけ別な物を用意した方が安心して使えると思います。 大きな薪を焼べるのには、コンパクトでとても便利でした。
ナチュラム
ロストルの薄さや変形について残念な評価がおおいようでした。
実際にわがやが使ってみて、確かにロストルは薄くて多少ゆがみますが、本体には気になるような変形は生じていません。
焚火台が使用中にバラけるという評価もありましたが、組みたての際にプレートごとの接続が甘かった時はばらけそうになったことがあり、しっかり接続するよう注意しています。
そんなわけで良い口コミと悪い口コミを紹介しました。
重さやロストルの貧弱さなどデメリットもありますが、大きな薪もくべれる使い勝手の良いおしゃれな焚火台という評価でした。
Hilander(ハイランダー) 焚き火台 六花続いて同様な形状の競合製品たちと比較してみましょう。
ハイランダー立花と競合製品の比較一覧表
ハイランダー六花とおなじく多角錐の形になる焚火台や、薪がそのままくべれる焚火台、収納がバッグパックサイズになる焚火台を並べました。
メーカー 製品名 | 画像 | 価格 | サイズ (cm) | 収納 (cm) | 重量 | 比較 ポイント | 購入サイト |
---|---|---|---|---|---|---|---|
ハイランダー 立花 | ¥5,980 | 幅:44 奥行:38 高さ:22 | 幅:35 奥行:24 厚:1 | 2.4Kg | ・薪がそのまま入る ・A4サイズに収納 |
Amazon
楽天 | |
スモア 和柄組み立て 焚火台M | ¥21,990 | 幅:45 | 幅:32.5 奥行:32.5 厚:7.5 | 3.4Kg | ・収納は大きめ |
Amazon
楽天 | |
シェリーズ 焚火台 B-1 | ¥22,000 | 幅:39.5 奥行:39.5 高さ:22.5 | A4サイズ におさまる | 2.6kg | ・A4サイズに収納 ・組み立ての種類多い |
Amazon
楽天 | |
F&C 七宝華 焚き火台 | ¥11,980 | 直径:44 高さ:21.5 | 直径:30 高さ:25 厚:1 | 1.8kg | ・組み立て3パターン |
Amazon
楽天 | |
TokyoCamp 焚火台 | ¥4,980 | 幅:40.2 奥行:21.2 高:26.8 | 幅:32 奥行:22 | 985g | ・A4サイズに収納 ・軽量 ・ソロ用 |
Amazon
楽天 | |
東京クラフト マクライト | ¥12,980 | 幅:40 奥行:36 高:32 | 幅:40 奥行:21 厚:2.5 | 794g | ・軽量 ・耐荷重15kg(火床) |
Amazon
楽天 |
競合製品とならべてみても価格の安さが際立っています。
グループでも使用できる大判サイズながら、収納もコンパクトで、価格もお手頃となかなかに魅力的な焚火台です。
Hilander(ハイランダー) 焚き火台 六花ハイランダー立花についてよくある疑問・質問
ハイランダー六花についてよく調べられている疑問についてまとめました。
ハイランダーとはどこのブランドですか?
【ハイランダー】は「アウトドアショップナチュラム」が手掛けるオリジナルアウトドアブランドです。2008年にスタートし、デザインだけでなくコスパにもこだわったアイテムを数多くラインナップしているブランドです。
焚火台にあったテーブルはありますか?
ハイランダーのヘキサゴンテーブルがぴたりとあいます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ハイランダー【六花】について、特徴と我が家の使用体験をもとにレビューをご紹介しました。
調理の面については制限はあるものの、とにかくコンパクトなので、荷物をスッキリさせたい方にとってはおすすめな焚火台です。
子連れファミリーキャンプの荷物の多さにうんざりされているパパさんママさん、ご検討されてみてはいかがでしょうか。
Hilander(ハイランダー) 焚き火台 六花他にも、焚火道具についてまとめた記事もあるので、あわせてご覧ください。
以上です。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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