こんにちは。
キャンプ大好きすべきゃん(@camping_for)です。
さて、人気のクーラーボックス【Colemanエクスカーションクーラー】ですが、キャンプやBBQ・ピクニック用にと検討されている方も多いはず。
本記事ではそんな方のために、Colemanのクーラーボックス【エクスカーションクーラー16QT&30QT】についてわがや3年間使った体験をもとにしたレビューを紹介します。
使いやすいクーラーボックスよね
詳しく紹介するよ
我が家はエクスカーションクーラーの16Qtと30Qtの二つのサイズを利用しており、真夏の連泊キャンプなどもこちらのクーラーボックスで過ごしています。
そんな我が家の体験をもとに、クーラーボックスの概要や保冷力の実際についてと、保冷力を補う工夫などについてまとめています。
よろしければ参考にしてみてください。
16QTは普段使いにもおすすめ
【Colemanエクスカーションクーラー16QT&30QT】の概要
まずは、コールマンエクスカーションクーラーについて製品スペックを見ていきましょう。
製品仕様と外観について
16QTと30QTの両者の仕様です。
エクスカーションクーラー16QT | エクスカーションクーラー30QT | |
---|---|---|
サイズ | 約39×31×29(h)cm | 約46×33×40(h)cm |
容量 | 15L ※500mlペットボトルが16本 | 28L ※2Lペットボトルが8本 |
重量 | 1.8kg | 2.7kg |
保冷力 | 1日 | 2日 |
材質 | ポリエチレン、ポリプロピレン、発泡ウレタン | ポリエチレン、ポリプロピレン、発泡ウレタン |
価格 | ¥3,480 | ¥4,980 |
画像を交えながらそれぞれを詳しく見ていきます。
まずは大きさです。
16QTは約)幅39×奥行31×高さ29cm、30QTは約)幅46×奥行33×高さ40cmです。
16QTの容量は15Lで、500mlペットボトルを16本立てて入れれるような容量です。
保冷剤をいれたとしても、350ml缶なら12本とスペースにやや余裕もあります。
350ml缶を立てて並べた場合、フタとの間にペットボトルを横になれべられるくらいのスペースがあります。
30QTは2Lペットボトルを立てたままいれることができ、最大で8本並べられますが、保冷剤のスペースがはいると8本は入りません。
2Lサイズのペットボトルを立てて入れた場合、フタとの距離は指3本分くらいです。
重量はそれぞれ16QT(1.8kg)・30QT(2.7kg)で、どちらも軽量です。
中身に保冷剤や飲料がはいると、10~12kg近くの重量になりますが、取っ手部分は問題なく頑丈にできています。
16QT・30QTのどちらも断熱材としてポリウレタン(発砲ウレタン)が使用されています。
内部はつなぎ目なしの構造で、16QTは壁の厚み15㎜ほどで、30qtは24㎜ほどです。
壁の厚い30QTが保冷力も高い仕様です。
フタについては、フタ面に凹凸がついており、ピッタリ密閉されるつくりですが、フタの重みのみで閉まる構造のため、ロックなどでフタを密閉するタイプよりは、閉まりは甘いかもしれません。
Colemanの製品表示における保冷力は【保冷力〇日】で表示され、内容はこちらです。
外気温32℃、湿度30%の検査室で、1QT(約0.95L)あたり0.34Kgの氷を入れて、クーラー内が10℃を上回るまでの日数
容量のおおよそ30%の氷を使用して、クーラーボックス内が10度以下に保てる保冷日数という事です。
16QTは1日で、30QTは2日です。
※実際の使用環境では、保冷材の容量や外気温の違い、クーラーボックスの開け閉めの頻度なども加わり、表示されている保冷力より劣ります。
続いて16QT、30QTともに、持ち手部分の構造は同一です。
取っ手接続部を中心に前後に回転するつくりで、フタを開ける際には前か、後ろに取っ手はずらせる構造です。
最後に価格について、クーラーボックス類の中ではかなりお買い得な価格帯です。
手の届きやすい製品で、人気のあるクーラーボックスです。
続いてはColemanエクスカーションクーラーの16QT&30QTについてのレビューをそれぞれ紹介します。
【Colemanエクスカーションクーラー16QT】のレビュー
次にわがやが実際に使用してみた体験をもとにしたレビューを紹介します。
クーラーボックスの保冷剤としては主にロゴスの倍速凍結氷点下パックを使っています。
まずは16QTサイズについてまとめます。
16QTを使って感じたメリット
使ってみた感じたメリットはこちらです。
それぞれ紹介していきます。
1.軽量コンパクト
最初のメリットはサイズがコンパクトで軽量な点です。
中身が入ったとしてもそこまで重くはならないので、持ち運びが楽ちんです。
軽量でコンパクトな点は次のメリットにもつながります。
2.汎用性が高い
キャンプ、BBQ、デイキャンプ、ピクニックなど色々な場面で使えます。
子連れファミリーだと、プールや潮干狩り・ピクニック・海水浴など、暑い時期のアクティビティはいろいろとあります。
このサイズのクーラーボックスだと保冷力と取り扱いやすさのバランスがちょうど良く重宝します。
ファミリーキャンプで使う場合は、これひとつで食材と飲料の保冷をすべてまかなうにはサイズは足りないため、後で紹介する30QTと一緒につかっています。
16QTはお酒やジュース類専用として活用します。
翌日までの長時間保冷にはむかない保冷力なので、1日目に消費する飲料専用で使います。
容量としても夫婦がたしなむ酒類と子供たちのジュース類を入れておくのに十分なサイズです。
キャンプ1日目に消費する飲料を保冷するという点では、まずまず満足できる保冷力です。
真夏日の一例を紹介すると、外気温31度、湿度80%の真夏日に、保冷剤は氷点下パックL(900g)×2個とM(600g)×1個の合計2.4Kgで保冷しました。
出発直前に、冷蔵庫からクーラーボックスに移し、車(エアコン有)で2時間移動し、現地では、日陰で地面から離して保管しています。
保冷力の様子は、おやつ時間(4時間後)はまだまだキンキンのビールで、夕食時(8時間後)では、キンキンとはいかないものの、冷え冷えぇ~という感じで、まずまず満足する結果でした。
真夏日ではこんな感じですが、春や秋に同じ保冷剤の量で保冷すると、シャーベット状になっている時もあります。
コンパクトであつかいやすいだけでなく、実用的なスペックも魅力的です。
続いてのメリットはこちらです。
3.リーズナブル
手にとりやすい価格という点も魅力的です。
デイキャンプやBBQ、ピクニックやプールなどさまざまな場面で活躍する汎用性の高さとリーズナブルな価格とで、外遊びに興味のある子連れファミリーにとてもおすすめです。
手始めにこのクーラーボックス
続いて16QTのデメリットも紹介します。
16QTを使って感じたデメリット
使ってみて感じたデメリットはこちらです。
実用的な保冷力は12時間ほど
保冷表示上は保冷力1日ですが、実用的には12時間程度です。
理由は検査環境と実際の外気温や湿度の違い、フタの開け閉めの頻度、保管場所など色々な影響を受けるためでしょう。
キャンプで使う場合も1泊2日の保冷用ではなく、1日目に消費するものの保冷として使う方が確実です。
過度な期待は禁物
そんなわけでColemanエクスカーションクーラー16QTのメリット・デメリットを紹介しました。
保冷力のことをふまえていれば、使い勝手が良くコスパの良いクーラーボックスです。
わがやでもキャンプ以外のお出かけの際に良く活用しています。
続いて、30QTのレビューを紹介します。
【Colemanエクスカーションクーラー30QT】のレビュー
16QTにくれば保冷力の高い30QTは、わがやのキャンプでの主力クーラーボックスです。
使ってみて感じたメリットデメリットを紹介します。
30QTを使って感じたメリット
まず30QTを使ってみた感じたメリットはこちらです。
ひとつずつ紹介します。
1.必要最低限のサイズ
まずメリットとして紹介したいのはその重量とサイズとスペックのバランスがファミリーキャンプに必要最低限でちょうど良いという点です。
エクスカーションクーラー30QTは、涼しいか寒い時期のわがやのキャンプ(家族4人で1泊2日)にちょうどピッタリというクーラーボックスです。
真夏のキャンプでは保冷力・サイズともに30QTのみでは不足するため16QTと一緒に使いますが、涼しい時期から寒い時期にかけては30QT一つでもあまり困ることはありません。
キャンプ道具の中でも重量・サイズともに大きいのがクーラーボックスです。
またスペックが上がるごとに、重量とサイズが大きくなっていくため、持ち運びも楽ではありません。
必要最低限のサイズで済むのは、荷物の多いファミリーキャンパーにはうれしいメリットです。
実際の保冷力の例として、外気温31度、湿度80%の真夏日に使った状況を紹介します。
保冷剤として、ロゴス氷点下パックのXL×2個(2.4Kg)とM×1(600g)個とロックアイス1.1KGの合計4.1Kgを使用して保冷しました。
出発直前に、冷蔵庫からクーラーボックスに移し、車(エアコン有)で2時間移動し、現地では、日陰で地面から離して保管しています。
保冷開始から7~8時間たつ夜間調理時も、20時間ほどたつ翌朝調理時も、クーラー内の食材や飲料は保冷できていました。
24時間経過した時点では中のロックアイスはだいぶ溶けてはいるものの、氷がまだ残っている状態です。
真夏でもなんとか使える保冷力ですし、涼しい時期なら氷や保冷剤の量を減らせて、その分30QTひとつでもまかなえます。
続いてのメリットはこちらです。
2.リーズナブル
16QT同様、手の届きやすい価格帯で魅力的です。
続いて使ってみた感じたデメリットを紹介します。
30QTを使って感じたデメリット
使ってみて感じたデメリットはこちらです。
1泊2日のキャンプで保冷力はギリギリ
30QTの場合も16QTと同様、キャンプで使うには保冷力に余裕がない点がデメリットです。
必要最低限で余裕はありません。
そんなわけでエクスカーションクーラー30QTについてメリットとデメリットを紹介しました。
保冷力もスペースも余裕をもちたい人にはおすすめできませんが、荷物の量をできるだけ減らしたい方にはおすすめです。
食材の種類や保冷するタイミングなどを工夫すれば夏の連泊キャンプだっていけます。
わがやが実際に連泊キャンプの際に行った工夫も紹介します。
夏の連泊キャンプでの使用体験と足りない保冷力を補う工夫
標高高めの林間キャンプ場で、夏場に2泊の連泊キャンプした時の様子をもとにまとめます。
結論として、保冷力が足りないことがわかっていれば心配ないというところです。
実際に行った工夫というか対策をご紹介します。
工夫その①:二泊目用の飲料・食料・保冷用氷は、二日目に買い足す
まず、容量としても保冷力としても、一泊二日がいっぱいな仕様というところはわかっているため、二泊目用の食材はあらためて購入します。
主たる保冷剤の氷点下パックはすでに役割を終えているので、保冷剤となる氷も購入します。
ロゴス(LOGOS) 保冷剤 倍速凍結・氷点下パックXLキャンプ場やキャンプ場周辺情報を確認し、買い出し可能な場所があるか確認しておくと準備もしやすいです。
買い出しにでるスーパーがない場合は、こんな工夫も役立ちます。
工夫その②:カップラーメンやレトルト、冷凍食品を積極的に活用
準備の時点から二日目の食材は、保冷が不要なレトルトや冷凍食品を中心に組み立てておきます。
そうすれば、クーラーボックスの容量としても節約ができますし、食中毒の心配もいりません。
カップラーメンやレトルトなら保冷は不要ですし、冷凍食品なら、保冷されたクーラー(保冷剤の追加は必要)に入れておけば、ゆっくり解凍されて、二日目の夕ご飯くらいにも冷たいくらいで問題ありませんでした。
我が家が良く使う手抜きキャンプ飯の記事です。
こちらもよろしければご覧ください。
そんなわけで、エクスカーションクーラーで連泊を乗り切る工夫を紹介しました。
大きなクーラーボックスは運搬も大変なため、余裕はなくとも最低限のクーラーボックスでという方におすすめのクーラーボックスです。
続いて同じくColemanのクーラーボックスのサイズや保冷力がちがう製品も紹介します。。
【Colemanエクスカーションクーラー16QT&30QT】以外のクーラー
キャンプスタイルは人数や時期、食事や飲料の量など多種多様だと思います。
それぞれのスタイルにあう様に、Colemanではエクスカーションクーラー以外にも多種多様なクーラーボックスがラインアップされています。
製品名 | 画像 | 価格 | サイズ | 容量 | 重量 | 保冷力 | 材質 | 購入サイト |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
テイク6 | ¥1,769 | 約28.5×20×18(h)cm | 4.7L ※350ml缶が6本 | 0.8Kg | – | ポリエチレン ポリプロピレン 発泡ウレタン |
Amazon
楽天 | |
エクスカーションクーラー16QT | ¥3,480 | 約39×31×29(h)cm | 15L ※500mlペットボトルが16本 | 1.8kg | 1日 | ポリエチレン ポリプロピレン 発泡ウレタン |
Amazon
楽天 | |
アルティメイトアイスクーラー 25L | ¥5,742 | 使用サイズ:約42 x 32 x 33 (h) cm 収納サイズ:約42 x 20 x 33 (h) cm | 25L ※500mlペットボトル20本 | 1.3kg | 49時間 | TPE加工ポリエステル ポリエチレン PETアルミニウム PEVA |
Amazon
楽天 | |
アルティメイトアイスクーラー 35L | ¥6,899 | 使用サイズ:約42 x 32 x 38 (h) cm 収納サイズ:約42 x 20 x 38 (h) cm | 35L ※2Lペットボトル12本 | 1.4kg | 49時間 | TPE加工ポリエステル ポリエチレン PETアルミニウム PEVA |
Amazon
楽天 | |
エクスカーションクーラー30QT | ¥4,980 | 約46×33×40(h)cm | 28L ※2Lペットボトルが8本 | 2.7kg | 2日 | ポリエチレン ポリプロピレン 発泡ウレタン |
Amazon
楽天 | |
エクストリームクーラー 28QT | ¥5,480 | 約46x 33×40(高さ) cm | 26L ※2Lペットボトルが6本 | 3Kg | 3日 | ポリエチレン ポリプロピレン 発泡ウレタン |
Amazon
楽天 | |
エクストリームホイールクーラー 50QT | ¥10.160 | 約55×41×47(H)cm | 47L ※2Lペットボトルが7本 | 6.3Kg | 5日 | ポリエチレン ポリプロピレン スチール 発泡ウレタン |
Amazon
楽天 | |
エクストリームクーラー 52QT | ¥7,382 | 約65×38×42(h)cm | 49L ※2Lペットボトル10本 | 4.6Kg | 5日 | ポリエチレン ポリプロピレン 発泡ウレタン |
Amazon
楽天 | |
スチールベルトクーラー 54QT | ¥27,761 | 約62×42×41(h)cm | 51L ※2Lペットボトル12本 | 7.5Kg | 4日 | スチール ステンレス 発泡ウレタン ポリエチレン |
Amazon
楽天 |
保冷力も大きさも色々と選べるのは魅力的ですね。
【Colemanエクスカーションクーラー16QT&30QT】のレビューまとめ
というわけで、コールマンエクスカーションクーラー16QTと30QTについて製品仕様と実際の使用感想をご紹介しました。
容量、保冷力共に、我が家の夏キャンプでもなんとか役割を果たしてくれるスペックなので、真夏以外の季節であれば一泊二日のキャンプにちょうど良い程度かと思います。
それでいて、お値段がリーズナブルなのは魅力です。
今後キャンプが続くかどうか不明だが、とりあえず始めてみるという段階であれば、ちょうど良い製品かと思います。
Colemanエクスカーションクーラー16QT他にもクーラーの保冷力に関する記事なども書いています。よろしければこちらもご覧ください。
この記事が皆様の最適なクーラーボックス選びの一助になれば幸いです。
ご覧いただきありがとうございました。
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