反射式石油ストーブをファミリーキャンプで使う。安全な運び方について

こんにちは(*´▽`*)石油ストーブ大好きすべきゃん(@camping_for)です。

さて、秋や冬キャンプの暖房器具として石油ストーブを検討しつつも、運び方に不安を感じている方々も多いのではないでしょうか。

こちらの記事では、そんな方々の不安解消を目的に、反射式ストーブの「安全な運び方」、「キャンプに必要な灯油量」がわかるようにまとめました。

よろしければ最後までご覧ください。

記事の内容が皆様のお役にたちましたら幸いです。

目次(タップできる目次)

反射式石油ストーブをファミリーキャンプで使う。安全な運び方について

我が家のトヨトミ反射式ストーブ

寒い日の暖房器具として大活躍するストーブですが、我が家はトヨトミ反射式石油ストーブ(木造10畳用)を使用しています。

石油ストーブには【対流式石油ストーブ】【反射式石油ストーブ】とがあり、【反射式】は、反射板が熱を反射する事で、向いている方向を集中的に温めるストーブです。

背面や側面に熱が伝わりにくいので、壁際に置く事ができ、狭いスペースを有効活用できるメリットがあります。

【トヨトミ】反射式石油ストーブGEAR MISSION RS-GE23(G)オリーブ色 日本製 【コンクリート】8畳/【木造】6畳

キャンプで使用するために、運び方やそのほか気になる点を確認していきましょう。

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トヨトミ反射式ストーブの運び方について

キャンプで使用するうえで最初のハードルが運搬だと思います。

反射式ストーブの場合、内部に灯油が入った状態で移動した場合、運搬中の揺れや傾きにより、容易に灯油が漏れてしまいます。

すべきゃん

結構漏れるので要注意です

さらに、灯油を運搬するには消防法により定められた規制があり、知っておく必要があります。

消防法もふまえて、ストーブを運搬する方法をご紹介します。

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消防法による灯油の運搬について

まず、灯油は消防法により危険物に分類されている燃料です。

そのため、運搬や保管に対して法律で定めれれている規制があります。

簡単に言うと、運搬や保管には「消防法に適合した容器が必要」という点と、運搬時に倒れない様に、漏れないようになど、安全に運搬する義務があります。

具体的に見ていきます。

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消防法適合した運搬容器を用意

まずは、運搬するにも、ガソリンスタンドで灯油を購入するにも、消防法に適合した容器の用意が必要です。

自宅で石油ストーブ使われる方は、18Lサイズくらいの赤や青などのポリタンクがおなじみですよね。

灯油用ポリタンク

ただ、自宅で保管するポリタンクをそのまま運ぶには大きすぎるため、キャンプで使用する分量だけを運搬する小型の容器を用意すると運搬が楽です。

【キャンプに必要な灯油の量】について後述していますが、我が家の場合一泊二日で4Lあれば十分なので、ヒューナースドルフの燃料タンクに5L入れて運んでいます。

続いては、ストーブ側の用意です。

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灯油タンクや本体燃料タンクは空にして運搬

反射式ストーブは本体と燃料タンクがセパレートできる点が特徴的です。

灯油を漏らさないように運搬するためには、本体と灯油タンクの両方の燃料を空にする必要があります。

特に忘れてはいけないのは、本体の燃料タンクに残っている灯油をしっかり吸い出すことです。

灯油タンクを外した後もストーブ本体には灯油が残っており、そのまま運搬すると周囲にかなり漏れてしまいます。

すべきゃん

忘れずに吸いだしましょう

吸出に適したスポイトが、ダイソー(100円ショップ)で市販されています。

本体側の油受け皿とスポイト

このようなスポイトを用いて、油受け皿から残った灯油を吸い出しておきます。

スポイトで吸い出し、タンクに移す

受け皿内に目視できる灯油を吸い出した後も、ストーブ本体を油受け皿が下側になる様に傾けると、まだまだ内部に残っている灯油が出てきます。

内部の灯油をできるだけ減らしておくことが大切です。

本体の灯油を吸い出したら、タンク内の燃料も運搬容器へうつしておきます。

灯油タンク内の灯油も運搬用容器へ

燃料となる灯油はすべて容器に移し、本体や灯油タンクは空の状態で運搬すれば、車内でも漏れる心配はありません。

運搬容器は運搬途中に漏れない様、栓がきちんと閉まっていることを確認し、栓が上になる状態で運搬します。

他にも、容器が倒れないように、過度な摩擦がかからないようになど、安全に運搬できるよう配慮が必要です。

栓は上向き、倒れないように、過度な摩擦がかからにように配慮

続いて、こちらも忘れてはいけません。

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燃焼筒の保護と電池の取り外し

燃焼筒

車の揺れなどで、燃焼筒が外れて割れたりしないように、周囲をタオルなどで覆い保護しておくと安心です。

タオルなどを詰めて、運搬中に外れないよう保護

また、普段電池を使用している方は、電池も忘れずに取り外します。

電池をはずす

続いて、においや運びやすさに配慮した工夫も大切です。

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収納バッグとビニールに包んで運搬

防水性のある収納バッグ

本体の灯油を吸い出しておけば、運搬中に灯油がもれる心配はありません。

ですが、本体の油汚れがほかのギアについたり、積載した車内に灯油のにおいが充満する事はあります。

それらを防ぐため、ビニール(90L)で本体を包み、運搬用バッグに収納して運搬しています。

我が家のトヨトミストーブ(木造10畳用)の場合ですが、運搬用バッグとして、ワイルドワンオリジナルブランドの【クオルツ】の大容量バックMがピッタリです。

クオルツ大型収納バッグM

素材も厚手で、裏面には防水性のあるPVC加工もしてあり、万が一灯油が漏れても周囲を汚さない安心感があります。

また、持ち手部分もしっかりしているので、運搬が快適で、重宝しています。

持ち運ぶストーブのサイズにあわせて運搬用のバッグがあると快適です。

続いて、こちらの用意もあると便利です。

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お掃除道具もあると便利

灯油がこぼれた場合に拭き取るための「アルコールウェットティッシュ」や「軍手」、「ビニールの予備」などを、運搬用バッグで一緒に持ち運んでいます。

油受け皿に残った灯油をタンクに移す際など、周囲に灯油が多少こぼれます。

少量でもそのままにしておくと、テント内や車内が匂うため、拭き取れる道具を常備しておくと便利です。

すべきゃん

すべて百円ショップで揃います

以上がストーブを安全に運搬する方法についてでした。

続いては、「どれくらいの灯油が必要なのか・・・」という疑問点についてみていきましょう。

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キャンプに必要な灯油の量について

キャンプで使用する際、灯油はどれくらいの量必要か気になるところだと思います。

結論から申し上げれば、一泊二日のキャンプで、就寝時は使用しない場合、5Lの灯油があれば、あまるくらいで帰ってこれています

ただこれは我が家の場合で、使用するストーブの燃料消費量により異なるため、計算方法についてみていきましょう。

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最大燃料消費量から必要な量を計算

ストーブ側面に記載されている製品仕様

ストーブの本体や説明書には、「油タンクの容量」「最大燃料消費量」などが記載されています。

我が家のストーブの場合、「油タンク容量は4.0Lで、「最大燃料消費量が0.313L/h」です。

そこで【油タンク容量(4.OL)÷最大燃料消費量(0.313L/h)=燃焼可能時間】として、タンクば満タンの場合に最大火力で使用したとして12.7時間使用できることになります。

これをもとに、13時チェックイン、11時チェックアウトのキャンプ一泊二日で考えてみましょう。

一泊二日の冬キャンプでの実際

我が家の冬キャンプでの様子をもとにご紹介します。

13時にチェックインを済ませて、もろもろの設営が済むのが、14時か15時ごろです。

14時~就寝を22時まで、ストーブを使いっぱなしだとして合計が8時間です。

翌日は、朝5時に起床し、撤収の用意を始める9時ごろまで使用したとして4時間で、二日間を合計すると12時間です。

すべきゃん

タンク満タンの量があれば間に合う計算ですね

ただ実際のところは、ずっと幕内でストーブを使用するという事はなく、遊びに出たりお風呂に行ったりなど、消火している時間もあり、使用時間はもっと短かくなります。

我が家の場合は、ヒューナースドルフの燃料タンクに5L入れて運んでいますが、一泊二日のキャンプでは1L以上あまるくらいで、足りなくなったことはありません。

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まとめ

いかがでしたでしょうか。

キャンプでストーブを使用するための運び方や、燃料の量など、気になる点について、取扱説明書や我が家の体験をもとにまとめました。

取り扱いに注意は必要ですが、ストーブは暖かくて、寒い時期のキャンプの強い味方です。

ストーブの安全対策などについてまとめた記事もありますので、よろしければこちらもご覧ください。

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適切な使用方法をまもり、安全に冬でも暖かいキャンプを楽しんでみてはいかがでしょうか。

他にも、我が家が冬キャンプで暖を取る方法は、ストーブだけではありません。

電源付きサイトなどで電気毛布などで暖をとる方法もあり、こちらの記事も参考になるかもしれんせん。

以上です。

記事の内容が皆様のお役にたちましたら幸いです。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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