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子連れキャンプのテント選び。テントの素材についての話。

【キャンプギア紹介】

こんにちは(*´▽`*)

当ブログにお越しいただきありがとうございます。

さて今回はテント選びに関連する記事です。

テントはキャンプの快適さを左右する最も重要なギアといっても過言ではありません。

高額なものですし、後悔しない買い物がしたいものです。

こちらの記事では、テントを選ぶ際の不安解消を目的に、テント素材として主に使用されている【生地やフレーム】について着目した話をまとめています。

テントの素材やその特徴などがつかめるように、書籍情報や我が家の使用体験をもとにご紹介し、エントリーモデルとして扱いやいテントについてもご紹介しています。

よろしければ最後までご覧ください。

記事の内容がみな様のお役にたちましたら幸いです。

子連れキャンプのテント選び。テントの素材についての話。

サイズや機能、デザイン、価格など、実に多種多用なテントですが、そのほとんどの部分が、【生地】【フレームやポール】で構成されています。

これらの素材を知る事で、テントに対する理解がより深まり、テント選びがしやすくなると思います。

というわけで、まずは【生地】についてみていきましょう。

テント生地にまつわる知識

テントといっても色々ですが、こちらでは主に一般的なキャンプで使用するテントについて、良く使用されている生地についてみていきます。

テント生地素材は、【ポリエステル】がポピュラー

ポリエステルは、石油から作られる化学繊維の一種で、身近な衣料品にも多く使用されています。

ポリエステルの利点は、【丈夫で軽い】しわになりにくい【吸湿性が低く乾きやすい】【カビにくい】などがあります。

弱点としては、【通気性が低い】点や【吸湿性が低い】点があり、テント内がむれやすく、結露しやすいなどがあります。

弱点があるものの、総合的には扱いやすく、テント生地やアウトドアアパレル用の生地として広く普及しています。

続いての生地も多く利用されています。

ポリエステルとコットンのいいとこを合体:【T/C素材(ポリコットン)】

ポリコットンとは、ポリエステルとコットンのハイブリット生地のことです。

【T/C】とは、東レと帝人が製造するポリエステルである「テトロン」と「コットン」の頭文字をとった名称です。

ポリエステルの利点に、コットンの利点である【耐熱性】【遮光性】【通気性】【吸湿性】【風合いの良さ】が加わった混紡素材です。

素材の弱点としては、吸湿性がある分保管状況によっては【カビが生じやすい】点がある他、通気性を損なわないために、防水用のコーティング加工やシームテープ加工などがされておらず、【耐水圧が低い】(一般的に300~400㎜)点です。

ポリエステルの弱点であった、【通気性】【吸湿性】を補う事で、蒸れやすさや結露しやすが解消し、テント内の居住性を改善してくれます。

一方、カビ防止のために乾燥しての保管はマストですし、保管環境の通気性にも注意と、やや扱いにわずらわしさがあるうえに、ざぁざぁ降る雨の中での使用には不向きで、汎用性や扱いやすさという面ではポリエステル素材に軍配があがります。

これらの生地の他にも、コットンテントや、主に山岳用テントとしてナイロン素材なども使用されますが、一般的なキャンプで使用されているテント生地は【ポリエステル】と【ポリコットン】のふたつが多いです。

ほかにも、テントの製品仕様でよくみかける生地にまつわる用語をみていきましょう。

【D】というのは、繊維の太さを表す単位デニール

製品仕様をみていると、生地素材の前についている【D】という文字を見かけたことがあると思います。

製品仕様

テント本体/75Dポリエステルタフタ

インナー/65Dポリエスエルタフタ、ボトム/250Dポリエステルオックス

この【D】は【D:デニール】と読み、使用している糸の太さを表す単位です。

65D、250Dと数が大きいほど、太い糸という事で、太い糸になるほど、生地が厚く、頑丈になり、重くもなります。

写真はスノーピークのアメニティドームSというテントですが、本体が【75Dポリエステルタフタ】です。

フライシートが75Dポリエステルタフタ

インナー素材は【68Dポリエステルタフタ】、インナーボトムが【210Dのポリエステルオックス】、という素材です。

ボトムとはインナーテントの底面の事ですが、こちらは地面にふれたり、上に人がのる部分でもあるので、頑丈さが必要で、テントの外側より太い糸が使用されています。

続いて、素材の後ろについている【オックス】や【タフタ】について説明します。

オックス?タフタ?は繊維の折り方

インナーウォールはタフタ、ボトムはオックス

こちらは繊維の折り方に関する名称です。

【タフタ】は平織で織られた生地という事です。

【オックス】は、オックスフォードといって、経糸と緯糸を2本ずつそろえて平織にした生地の事です。

通常は一本の生地で平織するところを2本、あるいは複数で織るため、タフタにくらべ丈夫で重い生地になります。

インナーテントのボトム素材は糸も織り方も頑丈さを意識して作られているという事ですね。

生地の素材や太さなどの情報について見てきましたが、実際のテントにはさらに様々な加工が施されており、機能的な差別化が図られています。

繊維に施されている様々な加工とその効果

テント生地に施されている様々な加工について、製品仕様で良く見かけるものを見ていきましょう。

リップストップ加工
リップストップ

リップストップ加工とは【Rip(避ける】を【STOP(止める)】という意味で、主にポリエステル、ナイロン、コットンなどの素材に、ナイロン繊維を格子状に縫いこんでいく加工です。

生地が裂けても格子状に縫い込んだナイロン繊維が、裂け目が広がるのを防いでくれます。

格子柄が特徴的な見た目で、軽量で、強度の高い生地をつくるための加工です。

撥水加工

撥水加工を生地に施す事で、生地の表面いついた水を玉上にしてはじいてくれる加工です。

完全に防水するわけではないため、長時間雨にさらされたり、濡れた面に圧力がかかったりすると、水が浸みこむことがあります。

PUコーティング

防水を目的に、テント生地の内側にポリウレタンをコーティングした加工の事です。

インナーボトムやテント生地裏側のぺたぺたした感触がPUコーテイングです。

シームテープ

シームテープは、生地の縫い目からテント内部に水が入る事を防ぐためのテープです。

アウトドア用レインスーツなどでも使用されています。

テントでも、フライシートの縫い目の部分や、インナーボトムの縫い目などに使用されています。

ボトム部分の縫い目に施されているシームテープ
遮光処理(ダークルームテクノロジーなど)
コールマンのダークルームテクノロジー

遮光処理で有名なのは、コールマンのダークルームテクノロジーです。

ポリエステル生地にダークルーム加工を施す事で、90%以上の日光を遮断し、陽射しによる室温上昇や部屋が明るくなるのを防いでくれます。

などなど、生地素材に様々な加工がほどこされ、防水や遮光性などの居住性を向上させる機能が付加されています。

続いて、この様な表示も重要です。

耐水圧表示について

生地に浸みこもうとする水を抑える性能を数値化したのが耐水圧です。

一般的な目安は

耐水圧
300㎜小雨に耐えられる
2000㎜中雨に耐えられる
10000㎜大雨に耐えられる

とも言われ、テントだと1500~2000㎜の耐水圧があればたいていの雨に対応できるともいわれます。

大手ブランドのポリエステル素材のテントみると、1500㎜~2000㎜ほどの耐水圧を備えており、安心して使用できる仕様となっています。

一方、ポリコットンやコットン生地のテントの場合は、耐水圧は大きく下がり300~400㎜程度で、しっかり長時間雨に降られる様な場合は、水漏れの可能性があります。

というわけで、生地にまつわる知識について見てきました。

続いては、もう一つの大切な素材【フレームやポール】についてみていきましょう。

フレームやポールにまつわる知識

フレームやポールは、テントの生地を持ちあげたり、つるしたりなどして、ドーム型やトンネル型、ロッジ型やティピー型など様々な形に成形するための大切な道具です。

生地とフレーム・ポールが組み合わさって、テントが完成します。(厳密にはロープとペグが必要ですが・・・)

そんなフレームやポールにも使用されている素材にも種類があり、知っておくと理解が深まります。

グラスファイバー、アルミ合金(ジュラルミン)、スチールが主な素材

テントのフレームやポール部分には、主に【グラスファイバー】、【アルミ合金】、【スチール】などが素材として使用されており、製品仕様などに記載されています。

それぞれに特徴があり、それぞれのブランドごとのテント構成に沿って適切な素材が選択されているといったところです。

それぞれの特徴を見ていきましょう。

グラスファイバー
グラスファイバーのポール

グラスファイバーとは、ガラスを融解・牽引して繊維状にした素材です。

グラスファイバー製のポールは、その繊維をプラスチックと混合して固めた繊維強化プラスチックでできています。

長所としては、軽量で、強度や柔軟性があり、価格が安価な点が良く知られています。

キャンプ用テントにも広く利用されており、お手頃価格のモデルに多く見られます。

グラスファイバーポールを使用したテント(設営途中・・)

グラスファイバーのポールは接合部の節が割れないように補強されているのも特徴的です。

ポールの接合部が補強されています。

続いて、グラスファイバーより強度が強く、軽量な素材がのアルミ合金です。

アルミ合金
アルミ製ポール

アルミ合金は、グラスファイバーのように軽量で柔軟性がありながら、強度が強い点が特徴的で、こちらもテントに広く利用されている素材です。

子連れファミキャン向けの2ルームドーム型などの大型テントでも、アルミフレームが多く利用されています。

アルミフレームのドーム型2ルームテント

グラスファイバーのような接合部の節もなく、見た目もすっきりです。

接合部に節はない

アルミ合金と一言で言っても、アルミに添加する元素の種類や量によって、特性が様々で、1000~8000番系に細かく分類されています。

ジュラルミン(A2017)、超々ジュラルミン(A7075)と言われるものもアルミ合金の事です。

使用しているアルミ合金の種類まで明示してある丁寧なブランドもあれば、アルミ合金とだけ紹介されているところもあります。

弱点としては、グラスファイバーにくらべると素材のコストがあがるため、製品の値段は高くなります。

次の素材はスチールです。

スチール
スチール製ポール

スチールとは「鋼」「鋼鉄」の事で、鉄に炭素を混ぜた鉄を主成分とした合金の事です。

アルミやグラスファイバーほどの柔軟性はありませんし、重量もありますが、強度があり、コストはアルミにくらべ安価です。

ティピーテントのポールや、タープのポール、キャノピーポール、ロッジ型のテントのフレームなどに使用されています。

ここまで、生地やフレーム&ポールなどの素材についてみてきました。

次は、それぞれの素材に対して、我が家が実際に使用してきた中で感じた感想もご紹介します。

子連れファミキャンで使用してみて感じるそれぞれの特徴

それぞれの素材の利点や弱点をご紹介しましたが、実際に使用してみてどう感じたかもご紹介します。

我が家の独断と偏見ですが、参考になれば幸いです。

ポリエステル生地は扱いやすく、子連れや慣れない人向きだと思う

ポリエステル生地は、確かに丈夫でしわになりにくく、濡れたとしても乾くのが早くて扱いやすいです。

撥水加工などの影響もありますが、濡れにくく乾きやすい、カビにくいなどの点は、キャンプでの後片付けや保管が楽になるため、忙しい子連れファミキャンのテントとしてはうれしいポイントです。

耐水圧性能も高いものが多く、雨にも対応できるため、使いやすさや扱いやすさが高いと言えます。

弱点としては、通気性や吸湿性が低く、内部が蒸れやすいという点があり、確かに高温多湿の環境で使用した時はテント内はむわっとして、過ごしにくく感じます。

通気性などの機能が乏しいテントだと、過ごしにくくなるため、大きく換気できるような構造のテントがおすすめです。

フライシートやインナーテント部分など、開放できたり、メッシュにできたりする部分が多いと換気しやすく蒸れを解消できます。

続いて、ポリコットンテントの使用感想です。

ポリコットンは扱いがやや面倒だが、居住空間の快適さはアップ

ポリコットンは見た目、触った感じともに、ポリエステルに比べ、風合いが柔らかく心地よい感触の生地です。

また、吸湿性・通気性・遮光性がポリエステルに比べすぐれているのが実感できます。

夏場は特にテント内の蒸れや暑さが違い快適さはアップします。

懸念材料となる防水性についても、小雨と短時間(1時間ほど)の局所的豪雨の経験とがありますが、局所的豪雨の中でも雨漏りはありませんでした。

まだ幕が新しく、施されている撥水加工が良く機能していた事や、豪雨も短時間であったためという印象です。

テント内は快適ですが、やはり扱いはポリエステル生地に比べるとやや面倒に感じます。

ポリエステルに比べると乾きにくく、カビやすい生地という事もあり、撤収時の乾燥作業や自宅での保管に気を使います。

気に入っているテントなので、カビないかいつも不安です・・・www

ファミリ―キャンプ用サイズとなると、結構な重量と大きさになるため、なおさら手間はかかります。

ファミリ―キャンプ用テントとなると大型で重量もある

雨についても、ざぁーざぁーの雨に対応する様な仕様ではないため、雨の多い時期などは向かない素材ですし、使用環境についても、ポリエステルに比べると気を遣うところがあります。

続いて、フレームについてです。

大型幕は、シンプルな設営方法が良いし、頑丈なフレームが安心感がある。

フレームに負担がかかるタイミングは、設営後の強風だけでなく、設営時にも結構負担がかかります。

大型のテントだと、幕本体の重量があるので、幕をぐっと立ち上げる際、フレームにかかる負担も大きくなり、無理に立ち上げようとするとフレームの破損にもつながります。

子連れファミキャンなどで設営に慣れない場合は、子供から目が離れないようにと設営にあせりますし、無理に一人で設営しようとすると、フレームへの負担も大きくなります。

そのため、フレームはなるべく頑丈な方が良いですし、設営方法はシンプルなものが望ましいです。

大型幕で重量があっても、ティピー型のように真下から垂直に幕を持ち上げる設営方法だと、フレームへの負担も設営者への負担も少なく使いやすいです。

センターポールが幕の重みを支えてくれる

続いて、ご覧いただいた感想をもとに、エントリーモデルとしておすすめするテントの一例をご紹介します。

エントリーモデルには、ポリエステル生地でアルミフレームの定番テントがおすすめ

我が家が使用している【Colemanタフスクリーン2ルームハウスプラス】は、ポリエステル生地で、アルミフレームを使用しているテントです。

コールマンのタフスクリーン2ルームハウスは、4~5人用テントとしてもともと人気のある定番テントでしたが、2018年に新技術【ダークルームテクノロジー】が搭載された【2ルームハウスプラス】が販売され、話題を呼びました。

日光の90%以上をカットする【ダークルームテクノロジー】は好評を博し、2020年にはさらに改良された2ルームハウスMDX+とLDX+が販売され、こちらの売れ行きも好調だったようです。

コールマン Coleman タフスクリーン2ルームハウス MDX+

手の届きやすい値段ながら、フレームや生地のスペックも十分で、通気性が良い点、2ルーム型で居住性が高く、様々な環境下でも使用できる汎用性の高い点が、子連れファミキャンのエントリーモデルとして適していると思います。

こちらでより詳細に紹介していますので、よろしければご覧ください。

2022年には通気性をさらに改良した、新モデルの販売も開始されています。

コールマン(Coleman) ファミリーテント 2ルーム キャンプ タープ タフスクリーン2ルームエアー/MDX+

まとめ

いかがでしたでしょうか。

テント選びの際の不安解消を目的に、テント素材にまつわる知識と我が家の使用感想について、おすすめテントの一例をご紹介しました。

それぞれの素材の利点、弱点とがあり、テントへの理解が深まるきっかけになるかと思います。

テント選びは、素材以外にも【使用人数にあった大きさ】、【価格】、【デザイン】、【設営しやすさ】などなど、色々と検討要素があり、素材面だけで決められるものでもないでしょう。

多少手がかかっても、デザイン性が高いテントが良い方や、とにかく最低限の機能で安いテント、設営が楽なテントなど、選び方は人それぞれだと思います。

こちらの記事が皆様のテント選びの一助になりましたら幸いです。

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以上です。

最後までご覧いただきありがとうございました。

記事の内容が皆様のお役にたちましたら幸いです。

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